BR II/ブリッツ・ロワイアル (1)
富沢ひとし漫画、高見広春原案、『BR II/ブリッツ・ロワイアル』1巻、秋田書店、2003年を読む。 先月出ていたが、入手し忘れていたのを本日購入。
『エイリアン9』の富沢ひとしが、バトル・ロワイアルの続編に挑戦したのが本作。 全体主義国家、大東亜共和国の海軍がプランした、中学3年生の特別プログラムに強制的に参加させられることになった鹿之砦中学校3年2組を描いている。
『エイリアン9』もそうだったが、富沢ひとしの作品では、グズな女の子の主人公が、不条理で残酷な境遇につっこまれるのがポイントになっていて、これは本作でも健在。 キー・アイテムとして描かれている人間を壊すクスリ「闘湧錠」が、主人公・橋本真恋人(はしもとまこと)の周囲の世界を果たしてどう変容させるのか。
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