きっとまた会える
日本テレビで毎週土曜日21時からやっている一色伸幸脚本のドラマ『彼女が死んじゃった。』の第3話「きっとまた会える」を見る。
わたしには、一色伸幸という名前は、子ども向けの絵柄のスペース・オペラでヒューマニズムを描いた、アニメ『宇宙船サジタリウス』(ファンページ: 宇宙船サジタリウスのページ )の脚本家の一人として思い出される。 この他にも、山本直樹(ファンサイト: 山本直樹「非認知」サイト: 山本直樹.com)と組んだコミック作品などもある。 また、映画やドラマ脚本も多い(日本映画データベースより一色伸幸)。
なお、この『彼女が死んじゃった。』も、おかざき真里(本人サイト: CAFE MARI(注・一部ブラウザで表示できない))と組んだコミックスがビジネスジャンプで連載中である。
ところで、今回、このドラマを見たのは、この回で描かれているという自己開発セミナーに興味があったからだ。 しかし、このドラマで描かれていたのは、いわゆる自己啓発セミナーではなかった。 このドラマで描かれていたのは、漁師のおっちゃんが主宰者で、「スウェーデンで開発された科学的メソッド」に基づくとか自称する講座で、どちらかと言えば新宗教じみたものだ。 講座の内容は、「あなたの人生はこのような原因で不幸なので、こうすれば幸せになれる」といったもので、このレベルでだけ見れば自己啓発セミナーとも共通ではある。
しかも、このセミナーの主宰者のおっちゃんの言動は、「サジタリウスの戦士」だ、「第二ステージ」がどうのという感じで、ちょっといきなり聞いたらひいてしまうこと請け合い。 更に、開運印鑑まで販売しようとしたりする。
・・・でも、元X JapanのTOSHIが関わっていることで、一時、話題になったMASAYA主催のレムリアアイランドレコード(現・ホームオブハート)という自己啓発セミナーがある。 このセミナーの現状(なんと、1月17日には、大々的にアルバムや本を同時にたくさん発売したり、コンサートも行われたらしい)は、ココログもやっている紀藤正樹弁護士のサイトLINCの新着情報の2003年9月26日のところから辿ることができる。 ワイドショーなどで話題になっていた1998年当時、セミナーにおけるMASAYAのトークの記録がマスコミなどで報じられた。
このドラマを見ながら、わたしはどうしてもその内容を思い出さずにはいられなかった。
もちろん、ほとんどの自己啓発セミナーは、これとは異なっているのだろう。 しかし、成田のミイラ事件を起こしたライフスペースのことも含めて、時折、わたしはそこにある潜在的な何かを思わずにはいられない気持ちになる。
ま、それはともかく、ドラマの方は個人的にはおもしろかった。 コミックスの方も買ってみようと思った。
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