« あなたの人生の物語 | トップページ | インターネットの不思議、探検隊! »
機本伸司著、『メシアの処方箋』、角川春樹事務所、2004年を読む。
前作『神様のパズル』は素粒子実験系SFだったが、今作はヒマラヤで発見された「箱船」、そして救世主(?)を巡るSF。 これは、きょうびの技術の蘊蓄を傾け、ライトノベルで扱うにはどこか懐かしすぎる感じのお話を、ライトノベルの作法で書いた小説なのかもしれない。
この作者の今の瞬間だからこそ紡げるのかもしれない、ちょっと気恥ずかしい物語を読めて、わたしはうれしかった。
投稿者 ちはや 時刻 02:53 SF・FT・COMIC・GAME | 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
この記事へのトラックバック一覧です: メシアの処方箋:
コメント