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2004.01.06

グリの街、灰羽の庭で

安倍吉俊著、『グリの街、灰羽の庭で -- 灰羽連盟画集』、角川書店、2003年を読む(?)。

壁に囲まれて外に出ることはできないグリの街。 この街に、灰羽(ハイバネ)は生まれおちる。 背中に灰色の羽をはやして、さまざまな年齢で、繭の中から。 そして、ひとときの時間を過ごすと、光となって壁を越えて、この地を去る。 「灰羽連盟」は、そんな世界の物語。

たぶん、灰羽たちは、転生したものたち。 前世での欠落を、補うべく、今一度チャンスを与えられたのかもしれない。

かつて、灰羽の物語という鏡に映った像を見ながら、わたしは現実の人の生に思索を巡らしていた。 そして今、この画集を見て、クウやラッカやレキたちのことを思い出している。 それは、ちょっと切なくて、胸が痛くて、暖かくもある、そんな時間だ。

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