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2004.02.12

先輩とぼく

沖田雅著、『先輩とぼく』、メディアワークス 電撃文庫、2004年を読む。 これは、第10回電撃ゲーム小説大賞の銀賞受賞作を改稿した、沖田雅のデビュー作である。

幽体離脱体質のぼく、山城はじめの想いの人、平賀つばさ先輩は、オカルト好きで、人格破綻者。 よりによってクリスマス・イブに何故か先輩とUFOウォッチングにでかける羽目になったぼくは、宇宙人にアブダクションされた挙げ句、宇宙人のミスによって先輩と脳を交換されてしまう。 そして、その後起こる、ぼくの受難の日々は・・・、というお話。

普通、このような男女入れ替わり系の話は、どちらかというとエッチ(場合によってはポルノ)な内容だったり、体が入れ替わったことで男女や立場の違いに主人公が気づいていき絆が深まるといったパターンがある。 でも、このお話では、そういうことは、さらりと流されてしまい、濃い友人たちとのドタバタや、先輩にいじめられるぼくといった部分に力点が置かれている。

でも、個人的には、この作者のギャグはどちらかというと痛く感じられ、むしろいいお話をとてもまじめに書いている部分の方が好感が持てた。 とは言え、このデビュー作から設定や伏線が構成されているし、まだまだこれからもっとおもしろいお話を書いてくれそうな気がする。 個人的には、このお話の続編よりも、全く新しいお話を希望。

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コメント

4巻でませんね・・・・。

投稿: とも | 2005.01.10 14:25

ともさん、こんにちは

秋山瑞人の『ミナミノミナミノ』を読んだんですけど、付いていた「電撃の缶詰」をみたら、『先輩とぼく』の4巻目は、結局、2005年2月10日発売にのびたみたいですね。

夏のバカンスみたいな感じで、「シリーズ最高のお気楽さで贈る第4弾!」と書いてありました。

おもしろそうです。

投稿: ちはや | 2005.01.13 17:03

はい~1月10日に新刊情報みたのですが、何故かなくて、ショックを受けていたら,兄が,先輩とぼくでるよ~とか言ってたので見たら、ホントでした^^。まあ、一巻は2月、2巻は6月、3巻は10月ときたので、もしやと思って予想しました。多分四ヶ月ごとですよね^^。

投稿: とも | 2005.01.17 23:11

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