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2004.04.03

秘密のみつえちゃん

百合ブーム以前から、女の子が好きと言ってはばからなかった女性マンガ家、青木光恵著、『秘密のみつえちゃん』、朝日ソノラマ、2004年を読む。

この本には、朝日ソノラマの隔月刊のマンガ雑誌「ほんとにあった笑っちゃう話」に連載された「秘密のみつえちゃん」、ベネッセの「こっこクラブ」に連載された「青木光恵の朝から晩まで」、白泉社の今はなき「PUTAO」(「メロディ」の前身?)に連載された「お楽しみ生活図鑑」などが収録されている。

「秘密のみつえちゃん」は、下ネタや性的なタブーをとことんあけすけに語るという企画(ここに企画の内容を書いたら、ある種のフィルターがかかっている環境では、このページは表示されなくなること間違いなし)で、青木光恵らしい作品で楽しかった。 たぶん、青木光恵以外の人が同じような内容で描いたら、きっと、すごく後味の悪いお話になったことだろう。

「青木光恵の朝から晩まで」は、実話にもとづく育児マンガ。 これまた、非常にあけすけで、「夫婦としては決してうまくいってへんよ。」とか、さらりと書いてある。 こういうところが、青木光恵の本当にすごいところだと思う。 作品としては、ちょっと不完全燃焼かも。

「お楽しみ生活図鑑」は、わたしは「PUTAO」の連載で読んでいたが、テディベアを作って、同人誌即売会のようなイベントにサークル参加して、販売するという活動がメインに描かれていて、こんな世界もあるのねとびっくりした。 個人的には、掲載誌のカラーに合わせた作風なのかもしれないが、もうちょっとはじけて欲しかったかも。

これらの作品は、それぞれ実話にもとづいているという以外には共通点がないので、ちょっと一冊の本としてみると微妙な感じではあった。

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