探偵儀式 1
清涼院流水原作、大塚英志原案・脚本、箸井地図漫画、『探偵儀式 (1)』、角川コミックス・エース、2004年を読む。
清涼院流水というだけで、もう普通の推理物ではないことは確定している作品。 出てくる探偵も、中学生3人組(すべての殺人事件が書かれている本を持っている、死体にキスをすると身元と犯人がわかる、天の意志で犯人を当てる)などなどといった、普通でない連中ばかり。 こんな登場したら瞬間でケリがついてしまうような設定の探偵ばかりで、一体どういう事件を構成すれば、果たして推理物として成立するというのか。 とりあえず、孤島での儀式に呼び出された97人の探偵が景気よく○○○ところで一巻目は終わっているが、一体、この後どうなるのという。 どこまでこの無茶な話が転がるのか、それがもう気になって仕方がなかったりする。
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