南青山少女ブックセンター 1
桑島由一著、『南青山少女ブックセンター (1)』、メディアファクトリー MF文庫、2004年を読む。
本書は、女性ばっかりの中で、男一人で生活という、ギャルゲーのような設定のライトノベル。
お話は、男性恐怖症の女子高生たちが、それを克服することを目的として設立された女子高、そして克服を目的としたアルバイトのための南青山少女ブックセンターが舞台。 そこに、産まれて以来、とにかく不運続きな春山マリオが、だまされて、男性恐怖症克服のための人材であるということを知らずにやってくる。 そこで、発生するドタバタとほのかな出会いの高校生活に、南青山少女ブックセンターの店長としての萌えによる客寄せ戦略の日々というのが、おおよその概略。
タイトルとしては、南青山少女ブックセンターとなっているが、ビブリオ・マニアや書店をめぐるコアな話を求める人ではなく、萌え好きの人向きの小説。 自分の属性をよく見極めた上で読んだ方がよさそう。
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