« 僕と先輩のマジカル・ライフ | トップページ | 名倉靖博の世界 »

2004.06.22

ゲド戦記外伝

先月末に購入して、余裕がなくて読めないでいたアーシュラ・K・ル=グウィン著、清水真砂子訳、『ゲド戦記外伝』、岩波書店、2004年を読む。

ゲド戦記は、アースシーという世界を舞台に、真の名前に力が秘められているという設定の魔法を背景に、自分の影の部分、思いの作り出している壁、死、などなどをテーマにしてきたファンタジー小説。 本書には、〈アースシー〉シリーズの短篇が5つと、アースシーに関する解説がおさめられている。 この短篇では、ローク学院創世記、若き日のオジオン、人と竜の秘密、そしてラブストーリーなどが、魔法を道糸に語られていく。

ところで、同様に魔法を扱った作品に、ハリー・ポッターがある。 そして、ハリー・ポッターには、魔法を学ぶ学校や、にくたらしい級友などなど、どことなく〈アースシー〉シリーズを思わせるところがある。 でも、大きな違いがあって、それはハリー・ポッターは非常に装飾過多だということだと思う。 お菓子に、おもちゃ、登場するキャラクターなど、非常にゴテゴテとディティールがキンキラに飾り付けられている。

今回、改めて〈アースシー〉の物語に触れて、何故、わたしがハリー・ポッターに違和感を感じるのかがわかったような気がした。

|

« 僕と先輩のマジカル・ライフ | トップページ | 名倉靖博の世界 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11321/820705

この記事へのトラックバック一覧です: ゲド戦記外伝:

« 僕と先輩のマジカル・ライフ | トップページ | 名倉靖博の世界 »