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2004.06.27

メディアとのつきあい方学習

堀田龍也著、『メディアとのつきあい方学習 -- 「情報」と共に生きる子どもたちのために』、ジャストシステム、2004年を読む。

本書は、メディア・リテラシーの授業に関する本だ。 ジャストシステムの情報教育シリーズは、良書が多いが、本書もそうだ。 ともすればソフトやハードの使い方を教えるだけになりがちな情報教育だが、本書では、メディア・リテラシーの重要性と、その体験学習の実践例が多数紹介されている。 主に小中学校の例が挙げられているが、「こんなにうまくいくの?」という気がするくらいの事例ばかりで驚く。

一度、開発された技術は、批判されようと、大きな利便性があれば広まる。 コンピュータの使用が心を貧しくするだとか、匿名の掲示板が諸悪の根源とか、そんなことを言ってばかりいても、時計の針は元へは戻せない。 それらとうまくつき合う方法を、子どもに主体的に学んでいって欲しいというのが、本書のスタンスだ。

メディアというものは本当に理解して欲しいことなのだけれど、なかなか教えるのが難しいことだろう。 そういったチャレンジングな課題に取り組み、成果をあげている事例を読んで、既にメディアを使っている自分自身のこととしても振り返る機会になった。

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