鬼頭莫宏短編集「残暑」
鬼頭莫宏著、『鬼頭莫宏短編集「残暑」』、小学館 IKKI COMIX、2004年を読む。
鬼頭莫宏は、最近、壮絶な終わりを迎えた『なるたる』や『ヴァンデミエールの翼』などの作品で、「少女」を描き続けてきた漫画家。 彼の描く、細くて、壊れやすそうで、変化を迎えようとしている、力を秘めた少女の前に、残酷で絶対的な世界が展開するといった描写はとてもすごい。
本書は、1987年のデビュー作から2004年の作品までの7作が、2000年以降のものを中心に収録されている。 どの作品も、読むと何か痛みを感じさせてくれる。
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