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2004.07.12

水源

アイン・ランド著、藤森かよこ訳、『水源』、ビジネス社、2004年を買う。

アイン・ランドは、「世間に理解されない理想を追いかける孤高の人間」を描いたとも、「独りよがりで自尊心ばかりが肥大した困ったちゃん」を描いたとも言われる。 そのアイン・ランドの長編小説は、この『水源』と『肩をすくめたアトラス(Atlas Shrugged)』の2冊が有名だが、その内の片方が今回遂に翻訳されたので購入した。

この『水源』は、二段組で1000ページを超える、長編小説。 ゲイリー・クーパーとパトリシア・ニールの出演で、1949年に映画化もされている。 日本での公開名は「摩天楼」。 果たして、小説の出来はどうなのか、楽しみ。

なお、アイン・ランドの「客観主義」カルトにおけるドタバタは、マイクル・シャーマー著、岡田靖史訳、『なぜ人はニセ科学を信じるのか (1) -- 奇妙な論理が蔓延するとき』、ハヤカワ文庫NF、2003年で取り上げられている。

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以前に『水源』を取り上げた、アイン・ランド著、脇坂あゆみ訳、『肩をすくめるアトラス』、ビジネス社、2004年を買う。 なんと、今年は、アイン・ランドの二大小説... [続きを読む]

受信: 2004.10.08 00:03

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