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2004.08.24

砲神エグザクソン 7

園田健一著、『砲神エグザクソン (7)』、アフタヌーンKC、2004年を読む。

これは、異星人に侵略された地球で、反物質を活用した巨大ロボットにより、状況を変えようとするという、巨大ロボットもののコミックの最終巻。 この作品の特徴は、プロパガンダ、情報戦、反物質兵器、ナノテクノロジー兵器などの描写がすごいことだった。 戦いは単なる巨大ロボットによるなぐりあいにならず、人々の心の掌握や、ミクロ・レベルでの情報のすさまじい攻防、反物質と重力制御によるスケールの大きな戦いと、多方面から展開されていた。

最終巻に至るまで、次にはどうなるかわからない、緊張感のあるストーリーだったが、ちゃんと決着がついた。 個人的には、あまりに衝撃的な展開だらけで、読み終えた後で呆然とした。 しかし、改めて読み返してみると、主人公にきっちりとケリをつける(つけさせる)というストーリーだったのだということが見えてきた。 いろいろな意味ですごい作品だったと思う。

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