ペーパークラフト
ふと、ペーパークラフトに興味を持つ。
小さいころ、工作が大好きで、紙でいろいろなものを作っていた。 あるときもらったカレンダーが、城とか乗り物とか、いろいろなペーパークラフトになっていて、毎月カレンダーとして使い終わるのが、とても楽しみだったのが思い出される。
それで、今回は、CGで作成したあるものを、ペーパークラフトにして、グッズにしたらおもしろいかもしれないという気になった。 ふと、以前、コンピュータ関係の本で、ペーパークラフトの本を見かけたのを思い出して調べてみた。 すると、デザインファクトリー、三谷純著、『パソコンで作るペーパークラフト! ペパクラデザイナー徹底ガイド』、ソシム、2003年という本が見つかった。 これは、ペパクラデザイナーというソフトの解説書で、このソフトのLite版が付属している。 Lite版では、3D CGソフトのフリー版の六角大王のデータが、製品版では、Light Wave、3D Studio MAX、メタセコイヤやAutoCADなどのデータが扱えるらしい。
それで、どんな感じのペーパークラフトができるのかと思って、ためしにナムコのPlayStation2のゲーム「ゆめりあ」のキャラクターのペーパークラフトのデータをダウンロードしてみた。 このデータはペパクラデザイナーで作られているらしい。 ちょうど人型のもののペーパークラフトの可能性を知りたかったので、目的にはぴったりだ。 今回は、髪の毛の造型のおもしろそうな九葉を作成。
まずはカラーのレーザープリンタに、手差しでケント紙を入れて印刷。 次に、FSSのカッティングマットというアレなものの上で、定規とデザインナイフでパーツを切り出す。 パーツに定規をあてて、指定書にそって、山折り谷折りをつける。 最後に、速乾性の木工用ボンドで接着。
という工程だったのだが・・・。 およそ完成までに数時間を要した。 けっこう、切り出しと山折り谷折りが大変な作業になるのだった。
そういえば、むかし、ゼネプロ(GAINAXの前身?)がアニメックに連載していた記事で、ガレージキット、特にバキュームフォームキットなんか作るもんではなく、飾っておくものだ(注・いいかげんな記憶にもとづく)みたいなのがあったのを思い出した。 制作工程の面倒さが思い浮かぶジェットビートルのバキュームフォームキットや、パーツ数が半端でなかったポインターのペーパークラフトなどを、果たして完成させた人は何人くらいいたのだろうか。 うーん。
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