矢追純一 UFO機密ファイル
矢追純一監修、『矢追純一 UFO機密ファイル』、竹書房 バンブー・コミックス、2004年を読む。
本書は、矢追純一の本をマンガ化したアンソロジー。 コンビニなどで最近見かける、紙質が週刊マンガ雑誌と似たようなコミックスだ。 収録されているマンガは全部書き下ろしらしい。 元になったのは以下の本だ。
- 『第三の選択の謎 -- 地球温室化説が警告する人類滅亡の危機』(二見書房、1982年、同KAWADE夢文庫版?)
- 『戦慄のMARS(マルス)計画 -- 人類火星移送プロジェクト』(二見書房、1989年)
- 『第5種接近遭遇の謎 -- ついに宇宙人とのコンタクトが始まった!』(雄鶏社、1993年、KAWADE夢文庫版?)
- 『宇宙人は人類の滅亡を知っている -- UFOからの恐るべき警告』(青春出版社 プレイブックス、1992年、青春BEST文庫版?)
- 『MIB(メン・イン・ブラック)の謀略 -- 宇宙人の死体の謎』(二見書房、1989年)
- 『宇宙人とUFO怪奇事件簿 -- 緊急報告!』(河出書房新社、1995年、同 KAWADE夢文庫版?)
- 『宇宙人・矢追純一の「地球人(アーシアン)」へのメッセージ -- どうする?地球破壊やUFO問題』(学研、1991年、同青春BEST文庫版?)
これだけの本の内容が凝集されている(?)ので、結構、お得か?
なお、元の本の出版年を見るとわかるが、かなり古い本が多いので、ネタとしては微妙かもしれない。 内容は、不思議なUFOがらみの事件が起こって、宇宙人とコンタクトしたり、さらわれたり、逆行催眠で思い出したりという典型的なネタ。 個人的には、「メキシコでは住民の80%がUFOを目撃している」というネタが大爆笑。 すごすぎ。
ところで、マンガは8本収録されているが、一部を除いて、それぞれ別な漫画家さんが描いている。 矢追純一の風体が全部違うので、章が変わる度に、どれが矢追純一なのかを見分けるのが、なかなかショッキングな体験。
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