Java Webサービス
JavaによるWebサービスのシステムをいじる。
オープンソースのコンテンツ・マネージメント・システムがあり、Javaで書かれている。 Tomcatの上で動くシステムなので、Linuxをインストールして、その上でビルドに挑戦してみた。
ところが、ビルド途中で「ファイルサイズ制限を超過しました」というエラーが出て停止してしまう。 調べてみると、ビルドの際に作られるファイルのサイズが2Gを超えていて、これはLinuxではLFS(Large File Support)という機能を使用しないと取り扱うことができないらしい。
実際にとりあえずビルドするとどうなるのかを知りたいので、ためしにMac OS Xにでも入れてみようかと、Will Iverson著、酒井皇治監訳、日向あおい訳、『プログラミングMac OS X for Java Geeks』、オライリー・ジャパン、2003年を読んで、AntやTomcatを導入してみることに。 果たしてどうなることやらやら。
Mac OS XにAntとTomcatを入れて、ビルドすると、いともあっけなく完了した。 巨大なファイルも一切できていない。
あまりにおかしいので、Linuxの方のビルドの過程を詳細に表示させるオプションを使って調べてみた。 すると、Antがファイルをコピーするところで、元ファイルは非常に小さいのに、出力ファイルがなにやら巨大になっている。
もしかして、Antのせい?
実は、本来は、Linuxをインストールしたら、すぐにアップデートすべきところだろう。 ところが、アップグレードしようとしたところ、依存関係のチェックだけで非常に時間がかかる。 それで、まあ、とりあえず先に使いたいソフトのビルドをしてしまおうと・・・。
パッケージは信用しないで、自前で最新版のAntを個人用にインストール。 なにやら、ラッパーのシェルスクリプトが、システムに既にインストールされている古いAntの設定ファイルを優先して読むようになっていたので、これを無効にする。
その上で、ビルドしたところ、いとも簡単に成功。 うーん、なんだかな。
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