重み
重みを感じる。
今まで、あまり人を指導するという立場になかった。 責任が分散されているとか、一緒にやるとか、あるいは自分がメインに実務を担当するというのが、ほとんどだった。
ところが、今回、大きな裁量が与えられ、原石ではあるが資質のあるスタッフを指導することになった。 これはチャンスでもあるが、責任も発生する。 適切な指針が見いだせず、プレッシャーにぐらぐらくる。 結末に向けて妙なテンションになりつつある藤田和日郎の『からくりサーカス』34巻を、こんなときに読んでも、反対に気持ちはおちこむばかり。
なにげに煮詰まって、アヤシいものが多いヒューマンスキル系の指導法の本なんかにまで、興味が出て来る始末。 煮詰まって、グルになって、更に煮詰まって、ヤバい人になってしまうといった、心境の一端が理解できるな気分。
自分の指導をしてくれた人の偉大さを実感する。 はっきり言って、自分で自分を指導したら、ぶち切れていたかもなあ・・・と。
とは言ってみても、人ができることには限界があり、相手もあること。 可能な範囲でどれだけうまく調整していけるかというのが、落としどころではあるのだろうけれども。
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