自由自在Squeakプログラミング
梅澤真史著、『自由自在Squeakプログラミング』、ソフト・リサーチ・センター、2004年を買う。
Squeak(多言語化Squeak)は、オブジェクト指向言語(?)Smalltalkの後継の一つ。 アラン・ケイが、NHKの「未来への教室」で、子どもたちにSqueakを教えている姿を見た方もいるかもしれない。
これまで、Squeakについては、Thoru Yamamoto著、『スクィークで遊ぼう』、翔泳社、2003年のような、Squeakを使ってプログラムというものを本当にはじめて学んで実感しようという本、あるいは入門とは書いてあっても実際にはしきいがちょっと高い本が出ていた。 また、Squeakは、ある程度本気でプログラミングしようと思うと、Smalltalk的なプログラミングになるが、Smalltalkに関する本も、邦訳は絶版だったり、使い勝手が微妙な本というのが多かった。 Smalltalkは、全部ソースもついているので、システムブラウザを立ち上げて、ソースを読んで勉強すればいいとか言われても、そもそも使い方とか、言語仕様とか、基本的な思想がわからない段階だと、いくらなんでも大変すぎるのだった。
本書、『自由自在Squeakプログラミング』は、Smalltalk的なプログラミングを丁寧に紹介した本。 Squeakの本格的なプログラミングを、はじめて勉強してみようというのには向いていそうな雰囲気。 Squeakの上では、Swikiのようなシステムも動き、使えるようになるといろいろ楽しそう。
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