センゴク 1、2
宮下英樹著、『センゴク (1)(2)』、講談社ヤンマガKC、2004年を読む。
これは、織田信長や豊臣秀吉と同時代を生きた仙石秀久の物語。 仙石秀久は、非常に上り下りの激しい人生を歩むが、この作品では、熱血バカという役回り。 その熱血バカが人の心を動かしていくのが、物語のドライビング・フォースになっている。
また、この作品は、リアルな戦国時代の戦いを描くというのもウリにしていて、刀よりも弓とか、槍の適切な使い方とか、それはそれでおもしろい。 その分は、登場人物をかなりぶっとんだ人間として描くことで、物語の強弱をつけている。
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