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2004.11.30

Comic新現実 vol.2

9月下旬にvol.1が出ていた「Comic新現実 vol.2」、角川書店、2004年を買う。 今回の特集は、みなもと太郎と「戦時下」のアニメとして「忘却の旋律」

実は、ここのところ体調が悪くて、薬を飲むと眠くなるという感じで、あまり本が読めていない読んでいない。 そんな中で、目についたのは、大澤信亮「マンガ・イデオロギー」の第二回「崩壊するビルドゥングス・ロマン」。 本稿では、江川達也の初期のものから、現在連載中の『日露戦争物語』までを取り上げて、成長物語の元祖として知られるゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』(山崎章甫訳、岩波文庫、2000年)と対比している。

「ヴィルヘルム・マイスター」は、「修行時代」と「遍歴時代」(山崎章甫訳、岩波文庫、2002年)から構成されていて、岩波文庫では、それぞれ上中下の3巻で出ている。

「成長物語」と言われる「修行時代」の方は、こんな物語だ。 演劇にいれ込んだモラトリアムで頭の足りないボンボンが、女優に恋いこがれるが、肝心なところで裏切られて大ショック。 失恋のショックから、今までバカにしていたはずの、オヤジのような(つまんねー)商人になってやると一念発起して、そこそこ成功する。 ところが、仕事で地方を回っている途中で、芝居の一座と合流することになる。 そこで、忘れていた演劇青年の夢ひらき、ハムレットの公演を成功させていい気になったり、いろいろな女性に囲まれてうつつを抜かしたり、綾波レイみたいな少女になつかれてみたりと、実に腰の定まらない(「結局、ボクが本当に好きなのは、やっぱりキミなんだ」みたいなパターンを、何度もやったりとか)、まるで現代のラブコメ作品もかくやといった生活を送る。 ところが、いろいろと秘密が解き明かされていくと、芝居の才能なんて実は大したことなんかまるでないという現実を突きつけられる。 で、そういう「自己実現」しちゃいたいのも若いうちはいいけど、やっぱ人ってものは、大きなものの一部として生きるべきだろうという感じで説得されてしまう。 で、これら一連の出来事が、実は「塔の結社」の入社試験だったことが明らかにされる。

うーん、どこが「成長物語」なの、というかなんかヤバくない?、というのが今日的な感想だろう。 とは言え、現実には、こんな構造がいろいろありそうではある。

それで、本稿では、このような作品と、江川作品の大きなものによるマインド・コントロールの構図を対比させてみせる。 かつて、そのマインド・コントロールを超えた何かを描こうとした作品(『Golden Boy』)があったが、それは残念ながらいろいろな事情により描かれなかった。 そして、現在の江川作品は、これらを回避しているのではないかというのが、本稿の指摘だ。

個人的には、『Golden Boy』の続きに相当するものが、もしも描けるのであれば是非、読みたい。 また、江川達也とは関係ないが、ゲーテのヴィルヘルム・マイスターや、ファウストは、現代的に大胆に翻案しつつ、その本質をえぐった作品というのも読みたいと思う。

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2004.11.29

RAGNAROK 1

李明進著、マオスタジオ訳、『RAGNAROK -- INTO THE ABYSS』、宙出版 MISSY COMICS、2004年を読む。

本書は、韓国産のMMORPGで、日本でも人気が高い「ラグナロクオンライン」の原作ということになっている。 しかし、本書の絵とゲームの絵はかなり違う。 本書の絵は、日本で言えば、「コテコテの「SFチックなファンタジー作品」ってこんな感じ?」というのを、あんまりよくない文脈で紹介するときに、わざと描くような絵柄だ。

これはたぶん、文化というか、読み手のコンテクストの問題もあるのかもしれないと思う(ただし、それが全部だとは思わない)。 というのも、ギャグとか、かわいさとかの表現も、ちょっと首をひねるようなところがあるので、もしかするとという。

日本のマンガでも、読み込んでいるからこそ、ツボにはまるような、ある種の文化的な「お約束」の表現方法があると思う。 それをバックグランドがない異文化の人が見たら、違和感が大きく、気持ち悪く思えるようなものもあるだろう。 たとえば、少女マンガや同人マンガ系のギャグ表現に、はじめて触れたら、かなり驚くだろうと思う。

とは言え、ゲームの方は、萌え系というか、かわいらしい絵で、日本のおたく文化のコンテクストでも、違和感を感じなかった・・・。 うーん・・・。 一体、このマンガ、韓国ではどう受容されているのだろうか。 気になる。

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2004.11.28

泣き虫弱虫諸葛孔明

酒見賢一著、『泣き虫弱虫諸葛孔明』、文藝春秋、2004年を読む。

酒見賢一と言えば、『陋巷に在り』という、一風変わった孔子と顔回の呪術的物語で有名。 本書は、その酒見賢一が書いた、ものすごーーーーーーく変わった三国志。

本書では、諸葛孔明は、一般人の理解を遥かに超えたイッちゃった人物として描かれる。

なんというか・・・。 セーシンセカイな催しに参加すると、中には、アジアというかパシフィックというか、そんな雰囲気のアヤシい服とアクセサリを身につけた、ナヨナヨしたエエ歳こいたオッちゃんやオバちゃんがいたりする。 それで、エナジーが波動がとか、○○センセのセミナーでチャクラが開いてとか、パラダイムシフトで百匹目のサルでDNAの目覚めな会話をしていたりする。

そんな雰囲気を、人類が決して到達できないレベルまで高めた漢、それが本書の諸葛孔明だ。

どこからどう見てもアヤシい服に身を包み、でかい扇子をパタパタ。 言ってることは、ほとんど理解不能で、スケールだけは宇宙規模なアナザーワールド。 そのくせ、稀に、意味不明で持って回り過ぎているけれど妙に的を射たアドバイスをくれたりと始末に負えない。 近隣住民の評判は最悪だ。

そんな珍獣を主人公に設定したものだから、ヨメの黄氏は醜女でマッドサイエンティストで常人の理解を超えた男性趣味の持ち主、劉備一味は血に飢えた頭の悪すぎる任侠組織で百戦百逃。 漢と漢の熱い勝負(議論)は、話の中身よりも、どっちが有無を言わせぬ非常識な迫力を演出できるかで決まる。

とにもかくにも、すごすぎる話。

本書は、「三國志」というディテールの足りなすぎる歴史書の行間や、「三国志演義」の巷の伝説を集大成しちゃったが故の不自然な記述を、どこまで崩した読み方が可能かに挑戦しているのだ。 こんなメチャクチャな話なのに、思わずキャラクターたちの迫力に負けて、「うん、こんな無茶な読み方も可能だよね。うん、うん」という気分になってしまう。

なお、本書で描かれるのは、贋作臥竜伝説、孔明の結婚、徐庶の不幸、三顧の礼の超真相。 続きが「別冊文藝春秋」で連載中なので、続編に期待。

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2004.11.27

宗教のキーワード

三木紀人、山形孝夫編、別冊國文學No.57「この1冊で世界がわかる 宗教のキーワード集」、学燈社、2004年を買う。

本書は、仏教、キリスト教、イスラム教を中心に、宗教関係のトピックをキーワード毎に解説した本。 と言われても、イメージがわかないだろうと思うので、たとえば「あ」ではじまるキーワードの項目はこんな感じ。

  • アザーン(礼拝の呼掛)
  • 阿闍梨
  • アッラー
  • アニミズム
  • アブラハム
  • アラファート
  • 安息日

同じく、「あ」ではじまる執筆者を列挙すると、こんな感じ。

  • 浅見定雄
  • 荒井英子
  • 荒井献
  • 荒木浩

本書がどういうターゲットを考えて、どういう内容を知らせようと思って作られた本なのかは、正直よくわからない。 たとえば、「はじめに」によると、本書は、「困難な時代を生きるための新しい指針として企画された」とあるが・・・。 うーん、そうなんですか?

そんな感じではあるのだが、項目を拾い読みしてみると、これはと思う執筆者により、独特の切り口で書かれていたりする。 項目の方も、その取捨選択のポリシーはよくわからないものの、わたしの場合、いろいろなところで目にすることはあるが、それが具体的にどういうものなのかはよく知らなくて、知っておくと世界が随分広がりそうな感じがするものが含まれていた。 時たま、パラパラと読んでみようかという気持ちになっている。

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2004.11.26

ヨイコノミライ! 2

きづきあきら著、『ヨイコノミライ! (2)』、ぺんぎん書房 SEED! COMICS、2004年を読む。

ゆうきまさみの『究極超人あ〜る』や木尾士目の『げんしけん』は、ダメなおたくなクラブ活動を、ダメな側に立って、ダメに楽しみを見いだしていくマンガだ。 これらでは、ダメなことは、決して悪いことではなく、むしろステータスだったりする。

一方、本書『ヨイコノミライ!』は、ダメのイタさを、本当にダメなものとして描いている。 登場人物も、電波系の「前世の誓いのあなた」脳内妄想による「押し掛け」女(参照: 押し掛け対策委員会準備室)、リスカ、自信がなくて消極的なデブオタ、すれた人気同人作家などなど。

勘違いしていて、思い込みとプライドだらけの人たち。 そんなメンバーばっかりだけど、何かを求めて集まったサークル。 その活動は、しょぼいかもしれないし、何もなさずに、ただ卒業までの間だべるだけで終わってしまうかもしれない。 それでも、メンバーは、そこに何らかの楽しみを見いだしているのだろう。

そんな中に、そんな連中のナイーブさを憎み、壊してやろうという異分子が入り込むのを描いたのが、この作品だ。 異分子は、美しくプロポーションのいい青木杏という少女。 それぞれ、微妙にもたれあっている連中を、手玉に取って、次々と調子に乗せることで、ぶつかりあわせる。

この巻では、青木自身のコンプレックスの原因の一端も噴出してくる。 果たして、このままサークルも自分も血の涙とともにとことん壊すのか、それとも破壊の果てに青木杏自身の後悔と改心を描くのか。 非常に続きが気になる。

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2004.11.25

Excel Hacks

David Hawley、Raina Hawley著、羽山博監訳、日向あおい訳、『Excel Hacks -- プロが教える究極のテクニック100選』、オライリージャパン、2004年を買う。

Excelで使えるXMLのSpreadsheetMLを調べようと思って、本書を購入した。 SpreadsheetMLでデータを書くと、CSVなどでデータを作るのに比べて、いろいろと高度な指定ができて、Excel2003以降でそのまま読込める。 極端な話、テキストエディタでもSpreadsheetMLは書け、プログラムなどで生成するのにも便利だ。 たとえば、Webのフォームからデータを入力して、それをある程度整形されたExcel用のファイルとして出力することもできる。

本書では、Amazonのデータを引っ張ってきて、それをExcelに読み込む方法なども紹介されていて興味深い。 ただ、SpreadsheetMLの仕様が詳しく紹介されているわけではないので、そういう向きには適さない。 むしろ、具体的にXSLTなどを使って、活用する方法が解説されている。

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2004.11.24

文車館来訪記

冬目景著、『文車館来訪記』、講談社 KCデラックス、2004年を読む。

これは、2000年に『百景』という2冊組の豪華本の1冊として出版されていたオールカラー作品に、モノクロの新作1編を加えた作品集。 物の怪というか、付喪神というか、役目を終えた古い物たちが集まる町で、彼らの思い出を写しだすことができる写真館の物語から構成されている。

冬目景が描く、瞳に特徴のある少女たち。 その少女たちは、本書では、着物や古いドレスに身を包んだ付喪神だ。 思い出を写し出す写真館で、彼女たちは、かつての所有者との切ない思い出を語る。

本来、物は、所詮物でしかない。 その単なる物に何かを見いだし、物に思いを抱き、意味を付加しているのは人間で、これはとっても人間らしい行為だと思う。 この物語では、物に魂を与えることで、物の側から、この不思議な風景を描きだしている。

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2004.11.23

電脳娼婦

森奈津子著、『電脳娼婦』、徳間書店、2004年を読む。

森奈津子は、コメディタッチの百合小説で有名だが、本書は悲喜劇的な状況のエロを描いた作品が6篇収められた短篇集。 そのうち4篇が「問題小説」で、2篇が「SF Japan」に収録されたもので、作品のカラーもそれに沿ったものになっている。

収録されている作品は、たとえば、前世の因縁により、自覚のないまま死後の世界でSM関係をエンドレスに続けるなど、「もうせいいっぱい。なのに、一体このままどこにいってしまうの」といった気持ちになる話が多かった。 性のために、何か大きなものを代償にさしだして話とか。

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2004.11.22

東京バトル 1

成田洋原作、MEE作画、『東京バトル 01』、JIVE CR コミックス、2004年を読む。

ストリート・ファイトのイベントが行われている近未来の日本が舞台のコミックス。

兄の仇を取るために、兄の開発したサイエンスグラップルという格闘技を身につけた篁大地が、バトルに参加するところから物語は始まる。 サイエンスグラップルというのは、体の動きをウェアラブル・コンピュータでデータを取って、最適化した動きを計算。 その計算された最適の形を身につける格闘技のこと。

これは通常の格闘技に対する逆説とも言える。 実際、どこまでは可能かわからないが、果たして、そのような格闘技がどのような形なら存在し得るのかが、もしも描ききることができたらすごいかもしれない。

エッチな風味で、ちょっと変わった格闘もののコミックスをこれまでも手がけてきたMEEくんの絵がいい味を出している。 でも、表紙を見て合わないと思った人には向かないかも。

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2004.11.21

レギ伯爵の末娘

野梨原花南著、『レギ伯爵の末娘 -- よかったり悪かったりする魔女』、集英社 コバルト文庫、2004年を読む。

これは、性別入り乱れるとてもコミカルなファンタジー・ラブコメ作品。

師匠に、魔女であるからには、よい魔女か悪い魔女かを選べと言われ、普通の、よかったり悪かったりする魔女を目指すと言ったポムグラニットの物語。 「お休み」を勝ち取るために、「魔女らしいことをする」という宿題を出され、選んだのは、いじめられているという噂のレギ伯爵の末娘の役に立つこと。 ところが、実際には、その噂は真っ赤なウソ。 とは言え、レギ伯爵の末娘のマダーは、魔女から、時々男になるという呪いをかけられていて、突然の嫁入りの話とからみながら、その呪いを解こうと奮闘するというのが、本書の物語。

キャラクターはお互いにズケズケものを言い、とんでもないドタバタな伏線がいっぱいで(斜め読みすると設定がわからなくなるくらい)、マンガ以上にマンガっぽい作品になっている。 しかも、性別不定な登場人物を中心に話が展開されるため、やおいに百合にノーマルと、なんでもこいなラブコメになっている。

すごい作品であることは間違いないが、人は選ぶとは思う。

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2004.11.20

憑依都市 The Haunted

ROMAN ALBUM 「SF Japan vol.10 2004年冬季号」、徳間書店、2004年を買う。

今回の「SF Japan」では、《憑依都市 The Haunted》というシェアード・ワールドの企画が特集されている。 シェアード・ワールドというのは、公的に複数の作家の間で設定を共有する作品群だ。 そして、この《憑依都市 The Haunted》シェアード・ワールドのコアメンバーは、山田正紀、牧野修、津原泰水、森奈津子、瀬名秀明、吉川良太郎といった実力のある作家ばかり。 設定も、いきなり最初から、ややこしすぎるくらい細かいものが発表されている。

基本となる設定は、ある日、日本に何かが落下してきて、その結果、「勤勉で向上心のある何か」という憑き物が落ちてしまう。 それを補うために、テクノロジーにより再び憑依を行ったが、それがうまくいかなかった人々がいて、彼らには怪物への変身をもたらすいろいろな憑依人格が憑いてしまうというもの。

そして、今回の「SF Japan」には、神秘主義や科学知識、さまざまなサブカルチャーをミックスさせた、あやしい作品が掲載されている。 作品のテイストは好みなのだが、ここまでややこしい設定のシェアード・ワールドが、どのくらいうまくいくか興味深い。 今後、いくつも作品の出版が予定されているようなので、注目したい。

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2004.11.19

ロード・トゥ・セレファイス

伏見健二著、『ロード・トゥ・セレファイス』、メディアワークス、1999年を読む。

本書は、先日取り上げた、『ハスタール』『セレファイス』のシリーズに属する作品。 これで、シリーズ作は全部読んだことになる。

この3作は、全部、雰囲気が微妙に異なっている。 クトゥルーもののホラーを一昔前のライトノベル調で書いた『セレファイス』、その続編でスペキュレーティヴな側面を強く打ち出した本書『ロード・トゥ・セレファイス』、妙に濃い目の設定と文体でハスター召喚を描いた『ハスタール』という感じになっている。

前作『セレファイス』で、主人公の2名、東宮騎八郎 -- ヨグ=ソトース、水沢祐紀 -- クトゥルーというつながりが明らかになった。 本作では、更にもう一人の主人公である桑原直樹がナイアーラトテップと共鳴する。 そして、日向敦子の真の姿が明らかになり、邪神の復活を夢見るものや、阻止するものたちの暗躍する舞台の上で、主人公3名がゲーテのファウストをなぞらえた物語を演じ、日常へ回帰するまでが描かれる。 そういう意味で、本書は、人間のレベルでのモラルや利害を巡る物語にとどまらず、それを越境してしまった価値観の領域にもほんの少しだけ踏み込んでいる。 そのちょっとした踏み外し加減がおもしろかった。

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2004.11.18

スキャナのプロファイル

スキャナのプロファイルを作成する。

入力機器の特性というのは結構あって、カメラ、スキャナなどで、同じものを取り込んでも随分色が変わってしまう。 色の特性を補正するために、今回は、EPSONのGT-X700のスキャナのプロファイルを作成してみた。

最初に、カラーチャートをスキャナでスキャンする。 次にプロファイルの作成ツールを起動する。 そして、カラーチャートの色を測色機で測色。 その値をスキャンしたデータと対応させてiccプロファイルが生成される。 iccプロファイルが、スキャナの色の特性データだ。 このガモットを色度図上に表現させたデータを見てみると、一眼レフのデジタル・カメラの方がまだ若干広いとは言え、モニタやプリンタや印刷機の色再現範囲を余裕でカバーしている。 思わず感動。

スキャンしたカラーチャートのデータにiccプロファイルを指定し、同じくiccプロファイルを作ったEPSONのPM-4000PXへ、Photoshop CSで相対的カラーマッチングで印刷してみた。 すると、印刷結果は、ほとんどオリジナルと並べて評価しても区別がつかない。 あえて言えば、青と紫系のプリンタの色再現範囲外の色だけは異なっている感じ。

実は、昔、安めのスキャナで同様の実験をしたことがあるが、そのときは全く色が合わなかった。 こういう作業は、色の自動補正は全部オフにして、自前でやるという作業なわけだが、そのときはどうも勝手に補正されてしまってうまくいかなかった感じだった。 それだけに、今回は感動した。

昔、描いた絵をスキャンしてみたくなってきた。

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2004.11.17

一回休み

疲れて、ぱたん。 今日はもうだめ。

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2004.11.16

あなたは死ぬまで騙される!

三宅義人著、『「あなたは死ぬまで騙される!」 -- 〈悪徳訪問会社〉元社長の告白』、宝島社、2004年を読む。

本書は、訪問販売会社の元社長だという人が、その内幕を描いた本。 内容は、とにかく1対1で相手に会うテクニック、会ったら会話を成立させ、恐怖と射幸心に訴えて、徹底的に反論して、Noを言わせずクロージングするテクニック、クーリングオフをさせないテクニック、その対処方法など。

本書を貫くコンセプトは、訪問販売は、売ってなんぼなので、売れなそうな部分は切り捨て、売れる可能性だけを強引に徹底的に追及するのだという姿勢だ。 その方法論は、たとえば1対1で会えるかどうかをチェックし、できないようであれば、あえて約束をすっぽかすなど、一見、常識には反したものも含まれる。 また、偽造された資料の活用やとにかく根拠がなくても反論するなど、かなりやばいものもある。 それでも、購入者は泣き寝入りだったり、次元の違うところに価値を見いだしていたり、トラブルが起こってもトカゲの尻尾切りを行ったりということが紹介されている。

特定商取引法が一部改正され、11月11日から施行されている(岩村明美さんの「♥本音でファイル」「特商法が一部改正になりました。」経由の情報)。 しかし、そういう改正も、消費者側がツメて利用しないと、活用できない。 強引に押し切ってそういうツメを行わせないような手口も書かれているので、是非、注意したい。

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2004.11.15

gift

古川日出男著、『gift』、集英社、2004年を読む。

『13』『アラビアの夜の種族』など、どれを読んでも驚かされる古川日出男の最新短篇集が本書。 本当に短い19編のお話が、収められている。 タイトルは"gift"、すなわち「賜物」。 どれも、どこか向こう側とつながっているような、そんな感じのする話だった。 向こう側との接触は、本能が目覚めて鋭く突き抜ける感じだったり、ある日ぽっかり底が抜けているような感じだったりいろいろなのだが、どれもどこかおかしい。

『ボディ・アンド・ソウル』も読みたい気分に。

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2004.11.14

セレファイス

伏見健二著、『セレファイス』、メディアワークス、1999年を読む。

先日取り上げた『ハスタール』がおもしろかったので、『セレファイス』を購入した。 これも、『ハスタール』と同様にクトゥルーの設定のもとに書かれた小説。 昔、学生運動の頃に、理想を目指して設立されたコミューン。 しかし、そのコミューンは邪神を崇拝する魔術師に率いられたものだった。 魚に似た容貌をした父を持つ水沢裕紀に、過去の因縁が襲いかかり、邪神が復活しようとするというお話。

ということなのだが、初期の普通のライトノベルっぽい感じの小説で、『ハスタール』とは随分雰囲気が違う物語になっていた。 続編の『ロード・トゥ・セレファイス』を読まないと話が完結していないので、早速購入することに。

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2004.11.13

トリポッド 1 襲来

ジョン・クリストファー著、中原尚哉訳、『トリポッド 1 襲来』、ハヤカワ文庫SF、2004年を読む。

本書は、突然降ってきた三本足鋼鉄の侵略者・トリポッドから逃げる少年たちの物語。 最初にやってきたトリポッドは、あっけなく破壊された。 しかし、2回目の侵略は、精神を支配する巧妙で徹底したものだった。 トリポッドは、帽子のようなもので人間を支配していってしまう。 偶然最初の侵略に立ち会った主人公たちは、自由を求めてトリポッドから逃げることになる。 その顛末を描いたのが本書だ。

本の裏の紹介を読んで、どこかで読んだことがあるような気がする設定だったが、訳者あとがきを読んで納得。 これは1970年代の終わりに学研から出ていた〈三本足〉シリーズだったのだ。 〈三本足〉シリーズは、『鋼鉄の巨人』『銀河系の征服者』『もえる黄金都市』の全3巻。 今回出た本書は、この後に書かれたシリーズの一番最初のお話。 以降の巻も、新訳でこれから2ヶ月に1冊ずつ出るらしい。

2005年の1月に出る予定の『脱出(旧・鋼鉄の巨人)』を、昔、子どもの頃に読んだときには、結構、嫌な気分になったのを覚えている。 というのも、いきなり、大人はみんなアヤシげな機械でマインド・コントロールされている世界という、かなりイヤな話だったからだ。 しかも、主人公の少年は、近々、そのマインド・コントロールな装置をかぶせられることになっているという。

まるで、職場の研修で自己啓発セミナーを受講させられる中小企業の社員のような立場だ。 行ってきた連中は人が変わったように、セミナーはよかったとか、謎のセミナー用語で会話しているんですが・・・、どうにも彼らの姿には拭えない違和感が・・・、自分もああなったら嫌だな・・・という状態。 ちなみに、本書とは関係ないが、研修の受講に関してはこんな話も。

憲法19条の思想・信条の自由により「研修が公務員個人の内心の自由に踏み込み、著しい精神的苦痛を与えれば、違憲・違法の問題を生じる可能性がある」(東京地裁 平成16年(行ク)第202号 執行停止申立事件(本案 平成16年(行ウ)第307号))。

参考: asahi.comより「君が代不起立で研修は違憲」 教員139人が提訴

それはともかく、話をもどして。 SFと言えば、脳天気にヒーローが活躍して、というのを想像していた年頃だったので、この本には当時かなり参った。 ハリーの大活躍を期待して本を買ったのに、よりによって『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』だったという感じ。

しかし、もう今なら、こういうお話も楽しめる。 次巻に期待。

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2004.11.12

哲学書簡

ヴォルテール著、林達夫訳、『哲学書簡』、岩波文庫、1951年を読んでいる。

本書は、ヴォルテールがイギリス亡命中に、フランスの知人に送った書簡という形式をとったイギリス見聞記。 クェーカーやユニテリアン、ニュートンなどに関する記述があるので、買ってみたが、おもろい。

はっきり言って、ノリはほとんどWeblogだ。 「やあやあ、今日は、こんなスゲーことがあったんだぜ。イギリスってイカすだろ? フランスってダメじゃん、遅れてるよ」という感じで、ユーモアと皮肉たっぷりにフランスの読者に向けて書いている。

ちょっと感動。

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2004.11.11

Designing with Web Standards

Jeffrey Zeldman著、石田優子、ソシオメディア株式会社訳、『Designing with Web Standards -- XHTML+CSSを中心とした「Web標準」によるデザインの実践』、毎日コミュニケーションズ、2004年を読む。

理想的には、Webページは、本来の役目通りXHTMLでページの中身と構造を記述し、表現力のあるCSSでデザインを記述したいものだ。 それで、できればアクセシビリティにも注意を払いたい。

でも、実際にはなかなかそういうわけにはいかない。 W3CのXHTMLやCSSの仕様書に沿って、Webページを作成しても、何故か期待した通りには表示されないからだ。 HTMLとかCSSとかの辞典のような本を買うと、ブラウザごとの表示やサポート状況の違いが書かれていて、しかもそれが膨大多岐に渡るので、どうしたものかと途方に暮れたような気分になることもある。 もしも、ブラウザが仕様通りに表示してくれるようになれば、Webデザインの本はずっと洗練された記述が可能になるだろう。 もちろん、最近のブラウザは、一昔前のブラウザに比べれば、驚くほどまともに表示してくれるようになったが。

本書は、そういう状況を非常によく反映した内容になっている。 本書の基本的な姿勢は「できればXHTML+CSSで適切に記述してWebページを作ろう。でも、ブラウザ間の差異があるので、差し支えのない範囲でそれらにも対処しよう。また、見た目が変わってしまうようなブラウザでも、情報はきちんと表示されるようにしよう」というものだ。 そういう意味で、Webデザインの悩ましい問題に、ある種の解答を示してくれている。 悩んでいた人には、いい本かも。

ただし、歴史的経緯やブラウザ間の相違などの話題が長いので、ちょっとぐったり。 また、XHTMLやCSSの網羅的な本ではなく、経緯と思想とチュートリアルのような本なので、そのつもりで読んだ方がいいと思う。

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2004.11.10

目眩

目眩がして、寝込む。

ちょっと視覚特性が特殊で見にくい画面を、ここのところ長時間眺める機会があった。 周囲の環境も含めて、明暗が極端だったり、書かれているものが見にくかったりして、結構、体に負担がかかっていたようだ。 どうも目眩がして、吐き気がしてきた。 吐き気と言っても、普通にものは食べられるのだが、目の前がくらくらしているときに限って吐きそうになる。

何かやばそうなので、帰って休むことにした。 帰りながら景色を眺めていて気づいたが、どうも、目の使い方が変になっていたらしい。 ものを見るときに、不自然に調節しているっぽいし。 鏡を見ると、充血しているではないか。 帰って、しばらく寝ると概ね回復した。

ちょっと無理しすぎだったかな。 うーむ。

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2004.11.09

足りないスキルと知識

足りないスキルと知識を深く感じる。

新しいことに挑戦しようとすると、知らないことがいっぱいあって、一人前になるのに時間がかかる。 どうも、振り返ってみて、その業界でまじめに仕事をしている職人のような人たちに対して、非常に初歩的な質問をしたり、誤解したまま話をしたりして、迷惑をかけ続けているような気がする。 更に、一緒に何かをするのに必要なスキルも全然なかったりして、なおさらに迷惑なところも。 自分にスキルや知識が足りないのは、おろそかにしていたからなのだなと思う。

しかし、まじめに振り返ってみると、さまざまな制約があって、その中では、それでも結構、無理無理にやっている。 ある意味、無理なことやろうとしているので、どこかに歪みができる。 その歪みが、場違いな人が紛れ込んじゃっている光景として噴出してしまう。

もちろん、そのときに相手にとってメリットがあるような何かが自分にあり、相互にとって意味のある交流ができれば話は別だろう。 しかし、それは果たしてあるのだろうか。 一体、この道はこれでいいのだろうか、などと自省モードに入ってしまうのだった。

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2004.11.08

Mac OS XとMicrosoft Office 2004とフォント

しばらく前に、Mac OS XにMicrosoft Office 2004を購入してインストールした。 すると、フォントとして「MS Pゴシック」や「MS P明朝」が使えるようになった。

実は、今まで、Mac OS X版とWindows版のWordやExcelでは、同じファイルを印刷しても、何故かレイアウトが変わってしまうという現象があった。 というのも、いろいろ理由はあるけれど、これらのフォントが実はなかったという事情もあった。 フォントだけですべて解決というわけではないが、それでも気分は随分違う。

ところで、これは思わぬところに副作用を及ぼした。 具体的には、Office 2004をインストールしてから、ココログの管理画面の表示が変わってしまった。

理由は簡単で、管理画面のCSSのフォント指定の先頭に「MS Pゴシック」があるからだ。 今までは、この部分は無視されて、それ以降に書かれているヒラギノのフォントが使用されていた。

それでこの表示だが、どうも「MS Pゴシック」で表示された管理画面、特に記事を書き込むフォームの部分が見にくい。 Font Bookアプリケーションで、「MS Pゴシック」を使用停止にすると、他のアプリケーション、たとえばOffice2004でも使用不能になり、そもそも何のために入れているのかということになる。 しかも、「MS Pゴシック」などを使用停止にすると、他のフォントとは異なり、Font Bookからは復活できなかったりして、アプリケーションの設定が書いてあるXMLデータを直接操作して復活する必要がある。

なんとも微妙な気分。

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2004.11.07

ハスタール

ふと目についた本棚で眠っていた伏見健二著、『ハスタール』、電撃文庫、2001年を読む。

これは、クトゥルーの設定のもとに書かれた小説。 小学生の頃、伝説のカブトムシをつかまえようとして、邪神への生け贄にされ、殺されてしまったらしい少女を発見してしまった三國高人。 その日から、何かが変わってしまっていた。 そして、その事件から、数年後、その少女とおぼしき転校生が目の前に現れ、再び、周囲に不穏な気配がたちこめる・・・というお話。

たった、3年ちょっと前のライトノベルなのに、読んでいて、随分、不思議な感じがした。 妙に、濃い描写が多いというか、なんというか。 最近のライトノベルは、ライトノベルという言葉がぴったりするくらい、描写もキャラクターも設定もあっさりしているようなイメージがある。 いや、これは時代やジャンルのせいではなく、伏見健二という作家特有のことなのだろう。

どうにも過剰な物語を読むことができて楽しかった。 本棚を片付けてよかった。

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2004.11.06

センゴク 1、2

宮下英樹著、『センゴク (1)(2)』、講談社ヤンマガKC、2004年を読む。

これは、織田信長や豊臣秀吉と同時代を生きた仙石秀久の物語。 仙石秀久は、非常に上り下りの激しい人生を歩むが、この作品では、熱血バカという役回り。 その熱血バカが人の心を動かしていくのが、物語のドライビング・フォースになっている。

また、この作品は、リアルな戦国時代の戦いを描くというのもウリにしていて、刀よりも弓とか、槍の適切な使い方とか、それはそれでおもしろい。 その分は、登場人物をかなりぶっとんだ人間として描くことで、物語の強弱をつけている。

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2004.11.05

インナーネットの香保里

梶尾真治著、『インナーネットの香保里』、講談社 青い鳥文庫fシリーズ、2004年を読む。

本書は、今年の7月に発売された梶尾真治による新作のジュブナイル小説。 母とけんかをして家を飛び出した少女・香保里が、ふとしたはずみで何者かに追われている青年を助ける。 そして、寿命が尽きようとしているという青年に付き添って、九州の某所まで一緒に行くことにする。 その道中を描いたのが本作。

生命や記憶や超能力といった題材で、何かなさねばならないという気持ちに動かされて行動する物語で、とてもさわやかだった。 ただ、中途半端な分量のせいか、出て来る謎に全部決着がついているわけでもないし、盛り上がり切れないところもあったりする。 短篇か長編バージョンで読みたいかも。

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2004.11.04

スモールワールド・ネットワーク

ダンカン・ワッツ著、辻竜平、友知政樹訳、『スモールワールド・ネットワーク -- 世界を知るための新科学的思考法』、阪急コミュニケーションズ、2004年を読む。

本書は"Six Degrees -- The Science of a Connected Age"(2003)の翻訳。 これは、以前取り上げたアルバート・ラズロ・バラバシの『新ネットワーク思考』(青木薫訳、NHK出版、2002年)と同様に、スモール・ワールドなネットワークの構造を紹介した、どちらかと言えば一般向け解説書。 読みやすさ、理解しやすさで言えば、『新ネットワーク思考』。 より多様で新しい話題がフォローされているという点では、本書『スモールワールド・ネットワーク』という感じ。

スモール・ワールドというのは、一言で言えば「世間は狭い」と感じるようなネットワーク構造になっているものだ。 そして、ダンカン・ワッツは、このようなネットワークは数学的にはどのように表現されるのかを発見した人。 一方で、『新ネットワーク思考』のバラバシは、そのようなスモールワールド・ネットワークの一部が、巾乗の分布をしたスケールフリーなネットワークであることを発見した人。

そういう人たちによる興味深い研究の成果を平易に解説した本書だが、読んでいくと、スモールワールドのネットワークの数理の初期の発見は、非常に偉大なブレイクスルーではあったが、その後は壁にぶつかっているという印象を受けた。 正確に言えば、複雑なネットワークに関して、シンプルで意味のある原理が発見されたが、その後は様々な事象の複雑さの海に再び埋没してしまっているという感じ。 そんな苦悩がはしばしから伝わってきてしまう。 もっとも、これは原理面の話で、応用というか実例に沿った細かい分析は今後どんどん出て来ると思われるが。

なお、本書には、かなりしっかりした訳者解説がついていて、非常に役に立った。

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2004.11.03

大崎八幡宮

仙台にある国宝大崎八幡宮に行く。

今回、柱などにダメージがきていた大崎八幡宮の保存修理が終わって、10月9日〜11月8日に、本殿、石の間、拝殿が特別公開されるというので、出かけてきた。

5年をかけた修理の状況は、外側が完全に作り直され、黒く光る漆塗の表面に、色鮮やかな蟇股(かえるまた)、金色に輝く金具に鶴に龍。 驚くほど、カラフルな建物。 1607年に桃山文化を取り入れて作られたというほとんど信じられない細工だった。 対照的に、特別公開された、建物の中の塗り直されてされていない部分は、色が褪せていて、わかりにくいが、これまたやたらに芸の細かいものらしい雰囲気が伝わってくる。

奥の御神体が本来は置かれている(公開中はない)本殿の壁には、今回、水墨画が見つかったのだが、残念ながら御簾ごしになった。 もっとも、すぐに退色したり変色したりするので、やむを得ないことだが。 クリアな状態のものを見たかったので、図録を買う。 木の板に描かれた水墨画に感動。

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2004.11.02

Elysion

同人として活躍していた幻想楽団[Sound Horizon]「Elysion -- 楽園への前奏曲」、ベルウッドレコード、2004年を聴く。

Sound Horizonの作品は、ファンタジーの世界に出て来る吟遊詩人、その現代版といった感がある。 詩にのせて、不思議な物語を語っている作品だ。 たとえば、同人CDとして出された「Chronicle 2nd」では、「黒の年代記」に記された架空の世界の物語を、極めて独特の調子で謳い上げていた。

本作は、メジャーデビュー1作目で、過去作品集の中から選んだ作品と新作を収録している。 その不思議な世界は健在で、聞くものの心をどこかへと連れていってしまうようだ。

ただ、「Chronicle 2nd」のような連作ものから収録された作品もあり、単独で聴くと世界観の広がりがわかりにくいところもあるような。

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2004.11.01

ひざにくる頃

どうも、ハード・スケジュールすぎて、ひざに来ている。

この状況下だと、他に力をそそいでおいた方がいいものがあるので、今日はこの辺で。

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