宗教のキーワード
三木紀人、山形孝夫編、別冊國文學No.57「この1冊で世界がわかる 宗教のキーワード集」、学燈社、2004年を買う。
本書は、仏教、キリスト教、イスラム教を中心に、宗教関係のトピックをキーワード毎に解説した本。 と言われても、イメージがわかないだろうと思うので、たとえば「あ」ではじまるキーワードの項目はこんな感じ。
- 愛
- 悪
- アザーン(礼拝の呼掛)
- 阿闍梨
- アッラー
- アニミズム
- アブラハム
- アラファート
- 安息日
同じく、「あ」ではじまる執筆者を列挙すると、こんな感じ。
- 浅見定雄
- 荒井英子
- 荒井献
- 荒木浩
本書がどういうターゲットを考えて、どういう内容を知らせようと思って作られた本なのかは、正直よくわからない。 たとえば、「はじめに」によると、本書は、「困難な時代を生きるための新しい指針として企画された」とあるが・・・。 うーん、そうなんですか?
そんな感じではあるのだが、項目を拾い読みしてみると、これはと思う執筆者により、独特の切り口で書かれていたりする。 項目の方も、その取捨選択のポリシーはよくわからないものの、わたしの場合、いろいろなところで目にすることはあるが、それが具体的にどういうものなのかはよく知らなくて、知っておくと世界が随分広がりそうな感じがするものが含まれていた。 時たま、パラパラと読んでみようかという気持ちになっている。
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