斬魔大聖デモンベイン 明日への翼
鋼屋ジン原作、涼風涼著、『斬魔大聖デモンベイン -- 明日への翼』、角川スニーカー文庫、2004年を読む。 これは、先々日から紹介しているゲーム『デモンベイン』のノヴェライズの最終巻。
本書では、前巻で復活したデモンベインと『ネクロノミコン』のオリジナル『アル・アジフ』により、魔術結社アンチクロスを撃退。 しかし、クトゥルフ復活計画が実現されてしまう。 世界の終わりを食い止める戦いが、本書の中心となる。 それとともに、より大きな神々の物語への扉が開き、永い戦いのヴィジョンが語られる。
これで、『デモンベイン』のノヴェライズは完結だ。 クトゥルフ神話+巨大ロボット+美少女ゲームという組み合わせを、がっちり力ずくで作品に仕上げたところがすごい。 クトゥルフ神話の設定と違うとかいう問題もあるところもあるが、これだけおもしろい作品だったら、OKという気も。 もっとも、ゲームの方は、1プレイ20時間くらいはかかるらしいので、購入を躊躇してしまうけれど。
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