物語消滅論
大塚英志著、『物語消滅論 -- キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」』、角川oneテーマ21、2004年を読む。
本書の主張はこんな感じだろうか(誤読していたらごめんなさい)。
物語にはパターンがあり、そこにいくつかの属性をはめ込むことで、実はかなりの割合作ることもできてしまう。 にもかかわらず、人を動かしてしまう力を持っている。 また、私というものがうまく確立できないという問題もある。 それらの処方箋として、近代文学や文芸批評が使えるかもしれない。
うーん、とは言え、最後の部分、具体的にどういうことなのかが見えないので、何とも言えないのだけれど・・・。
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