細木数子 地獄への道
細木数子被害者の会著、『細木数子 地獄への道』、鹿砦社、2005年を読む。
本書は、六星占術でかつて一世を風靡し、最近テレビなどでリバイバルしている細木数子のバッシング本。
本書で描かれているのは、細木数子の生い立ち、兄、弟など。 それから、芸能界でいかにのし上がってきたか。 安岡正篤とのゴタゴタ。 占いと予言と因縁と墓石関係の販売。 芸能界での予言や言動など。 単純に言うと、占いは当たっているとは言えない感じで、コアな信者さんから高額なお金を取っているという感じ。 個人的には、以前から不思議に思っていた、安岡正篤との話が興味深かった。
なお、第二弾を計画していて、被害者からの告発集になる予定らしい。 巻末には、告発をしたい人向きに連絡先まで載っている。
追記
占いとしての、細木数子の六星占術のダメさは、志水一夫著、『改訂版 大予言の嘘 -- 占いからノストラダムスまでその手口と内幕』、データハウス、1997年に解説されている。
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