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2005.01.24

オントロジー工学

溝口理一郎著、人工知能学会編集、『オントロジー工学』、オーム社、2005年を買う。

本書は、タスクオントロジーの提唱者の溝口理一郎氏による、オントロジーの入門書。 オントロジーとは、人間の世界の捉え方を整理してコンピュータが理解できるように記述したもの。 WWWの情報を、現状よりは人間にとって的確な形で、コンピュータを利用して、活用することを目指しているセマンティックWebとも関連が深い話だ。

とは言え、理屈の上では、モデル化したい対象の意味的な関係を記述したら、いろいろと物事が整理されるだろうなあとは思えても、結局のところ、オントロジーとは、具体的に何で、どんなことに使うもので、具体的にこういうことに使うと、使わなかったときよりもこれだけよくなるのだとか、そういうことがよくわからなかった。

そんなわけで、オントロジーに関して解説されている本があったら、読んでみたいと思っていた。 本書は、そこへ現れた最新の本だったので、早速購入して、二部構成の第一部を読んでみた。

本書では、最初にオントロジーとは何かを説明し、そのつくり方やツールなども紹介している。 まだ読んでいないが、後半では、より突っ込んだ議論や事例などが紹介されるらしい。

とりあえず、本書を読んで、オントロジーとは何かがおぼろげにイメージできるようになったし、構築用のソフトにどんなものがあるのかも理解できた。 しかし、これでオントロジーが構築できるかというと、ほとんど無理そう。 概略はともかく、実際の構築には、熟練と練習がかなり必要そうな雰囲気。 また、構築したオントロジーの活用方法も、いまいちダイレクトではなさそう。 なんか、結構、壁は高そう。

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