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2005.01.31

ダグラス・エンゲルバート

「ビジネスイノベーションを発見するテクノロジー誌」というふれこみでリニューアルした「iNTERNET magazine」の2005年3月号を買う。

一時期、Weblogの雑誌となっていた「iNTERNET magazine」だったが、ネットに関係した新しいテクノロジーの情報誌にリニューアルした。 誌名に即した内容になったとは思うけれど、この種の情報を求めている人の母数は果たしてどのくらいなのだろうか。 また、同時に、iNTERNET magazineのWebサイトでバックナンバーをPDF形式で公開しており、発売後3年以上たったものは誰でも閲覧可能で、定期購読者は全部閲覧可能になった。

ところで、今回の冒頭の記事は、ダグラス・エンゲルバートのインタビュー。 ダグラス・エンゲルバートと言えば、先駆的にマウス、グラフィカルな表示、ハイパーテキスト・システム、ネットワーク技術を実装したNLS(oN-Line System)/Augmentで有名。 SRI(Stanford Research Institute)のARC(Augmentation Research Center)で、「コンピュータによる人間の能力の増大」を目指して開発を推進していたことで知られている。 と同時に、そのカリスマ的なスタイルは、議論も呼んできた。

ティエリー・バーディーニ著、森田哲訳、『ブートストラップ -- 人間の知的進化を目指して -- ダグラス・エンゲルバート、あるいは知られざるコンピュータ研究の先駆者たち』、コンピュータエージ、2002年には、その辺の事情が詳しく紹介されている。 特に、研究が行き詰まったARCの末期に、自己啓発セミナーのestが流行して、研究所内が混乱した様子が、ジャック・ヴァレの"The Network Revolution -- Confessions of a Computer Scientist"(Ronin, 1982)を引用しつつ、描かれている。

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