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2005.02.17

Mac OS XとTomcatとAnt

昨日の続きで、Mac OS XでJavaによるWebアプリケーション開発用にTomcatとAntをインストール。

Tomcatは、Javaアプリケーションを動かすことができるWebサーバ。 Mac OS Xの10.3.xに入っているJavaは、JDK1.4.2なので、バイナリ配布されているものでは、Tomcatの5.0.xまでが対応している。 これを、AppleのJava and Tomcat on Mac OS X, Part Iを参考にインストールした。 具体的な手順は以下の通り。

  1. Tomcat 5.0.x系の最新版である5.0.28のバイナリを、The Apache Jakarta Projectからダウンロード。

    以下、デスクトップにダウンロードしたと仮定する。

  2. ダウンロードしたファイルを、管理者になって、「/usr/local」以下に展開する。(「/usr/local」は既に作ってあると仮定)

    具体的には「/アプリケーション/ユーティリティ/ターミナル」を起動して、以下のように入力する。

    % cd ~/Desktop
    % sudo tar -C /usr/local \
    ? -zxvf jakarta-tomcat-5.0.28.tar.gz
    Password:ここに管理者パスワードを入力
    
  3. Tomcatの所有者を個人ユーザに変える(ログや作業ディレクトリに書き込めるように)。

    以下の具体例では、ユーザ名を「eclipse-ko」と仮定。

    % sudo chown -R eclipse-ko /usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28
    
  4. 自分のホーム・ディレクトリの中の「bin」の中にTomcatの起動スクリプトを作成する(既に「bin」というディレクトリが存在していると仮定、なければ作る)。これは、好きなエディタで作成していいが、改行コードは、Mac(CR)ではなく、たぶんUNIX(LF)にしておいた方が無難。

    起動スクリプト「start_tomcat」の中身

    #!/bin/sh
    export CATALINA_HOME=/usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28
    export JAVA_HOME=/usr
    $CATALINA_HOME/bin/startup.sh
    

    起動スクリプト「stop_tomcat」の中身

    #!/bin/sh
    export CATALINA_HOME=/usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28
    export JAVA_HOME=/usr
    $CATALINA_HOME/bin/shutdown.sh
    
  5. 起動スクリプトを実行可能にする。

    % cd ~/bin
    % chmod ug+x start_tomcat stop_tomcat
    

以上で、インストールは終了。

なお、これは、Appleのサイトのドキュメントに従った手順だが、「/usr/local」以下に、一般ユーザの所有するディレクトリができてしまう。 ちょっと、フツーのUNIX管理的な視点からは、疑問なインストール方法ではあるが、ここでは一応従っておいた。

なんとなく、シングルユーザでの利用と、マルチユーザでの利用が混じっているような感じ。 個人で開発したWebアプリをチェックするだけなら、個人のディレクトリ以下に展開した方がいいような。 また、サーバとして使うなら、「/usr/local」以下にインストールして、個人ユーザ権限でない方法でTomcatを起動した方がいいような気がする。

この辺は、もう少しよく調べてみたい。 もう少し穏当な方法がわかったら、書き直すか、別なエントリーを用意すると思う。

それで、Tomcatの起動は、ターミナルから行う。

% ~/bin/start_tomcat
Using CATALINA_BASE:   /usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28
Using CATALINA_HOME:   /usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28
Using CATALINA_TMPDIR: /usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28/temp
Using JAVA_HOME:       /usr

しばらくすると、Tomcatが起動する(ちょっと時間がかかる)。 「http://localhost:8080/」にブラウザでアクセスすると、「Apache Tomcat/5.0.28」という画面が見えるはず。

Tomcatの停止も、ターミナルから行う。

% ~/bin/stop_tomcat
Using CATALINA_BASE:   /usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28
Using CATALINA_HOME:   /usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28
Using CATALINA_TMPDIR: /usr/local/jakarta-tomcat-5.0.28/temp
Using JAVA_HOME:       /usr

次に、もしかするとEclipseでは不要なのかもしれないけれど、Antのインストールを行う。 Antは、makeに相当するツール。 AppleのEnterprise Java on Mac OS Xを参考にした。 具体的な手順は以下の通り。

  1. Antの最新版である1.6.2のバイナリを、The Apache Ant Projectからダウンロード。

    以下、デスクトップにダウンロードしたと仮定する。

  2. ダウンロードしたファイルを、管理者になって、「/usr/local/ant」以下に展開する。(「/usr/local」までは、既に作ってあると仮定)

    「/アプリケーション/ユーティリティ/ターミナル」を起動して、以下のように入力する。

    % mkdir /usr/local/ant
    % cd ~/Desktop
    % sudo tar -C /usr/local/ant \
    ? -zxvf apache-ant-1.6.2-bin.tar.gz
    Password:ここに管理者パスワードを入力
    

あとは、「ターミナル」で使っているシェルのパスに「/usr/local/ant/apache-ant-1.6.2/bin」を追加すればいい。 tcshならホームディレクトリの下の「.cshrc」とか「.tcshrc」あたり、bashならホームディレクトリの下の「.bashrc」とか「.bash_profile」あたりで設定する。 この辺は、個人の環境設定に依存する。

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