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2005.02.09

監督不行届

安野モモコ著、『監督不行届』、祥伝社、2005年を読む。

本書は、エヴァンゲリオンの監督・庵野秀明と結婚した、マンガ家・安野モモコが、二人の生活を描いたマンガ。 濃いおたくの夫を持った安野モモコが、その生活に呑み込まれていく。

世の中では、こういうとき、おたくの方が、非おたくの方に遠慮して、趣味を控えてみたり、なんて話がいかにもありそうだけど、本書では、ほとんどそういうことはない。 DVDにCDにマンガにおもちゃと、どんどん家の中の魔窟化が進行していく。

しかし、想像はしていたけれど、四六時中おたくモードな庵野秀明は、破壊力抜群。 自分がおたくであることの後ろめたさみたいな感覚、それはたぶん恥ずかしいという気持ちから来ているのではないかと思うのだが、その羞恥心がどんどん麻痺していく。 そして、日常が祭りと化していく。

こんな毎日がずっと続いたらいいのにねを本当にしてしまった、『ビューティフルドリーマー』の日常のようだ。

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コメント

最近,仕事でいつ果てるとも知れない作業に追われています。いつまで経っても終わる気配はなく,オンセンまーくのように,「今日はいったい何月何日なんだ」と言った気分です。
しかし,現実は刻一刻と締きりが迫っており,赤い日の本日も職場に向かってしまいました。
このところ,睡眠時間は4時間くらいなのでありました。なんだかなぁ。

投稿: sok | 2005.02.11 23:11

sokさん、こんにちは。

年度末はなかなか悲惨なものが・・・。実は、どこかでも同じような光景が。

巷では3連休らしいけれど、どうも休みはなさそうな気配です。

京極夏彦の本並みの分量がある『ゴシック名訳集成 暴夜(アラビア)幻想譚』という渋い本を買ったけど、とうてい読めそうな気がしません。しくしく。

投稿: ちはや | 2005.02.12 00:10

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