新潮45 2005年4月号
「新潮45」、2005年4月号を買う。
今回の「新潮45」は、いくつかの目を惹いた記事があった。 予言者・藤田小女姫、連合赤軍・永田洋子の話。 細木数子のインタビュー。 竹下節子による『ダ・ヴィンチ・コード』の記事などだ。
藤田小女姫の話は、ハワイで殺された予言者程度しか知識がなかったのだが、細川隆元との関係など、興味深く読んだ。 これと永田洋子の話は、「昭和史 七大「猛女怪女」列伝」という特集記事の一つで、他には東久邇きぬ、比嘉和子、東洋の魔女の結婚話、大屋政子、斎藤澪奈子などが取り上げられている。
竹下節子の『ダ・ヴィンチ・コード』の話は、要するにネタ元は『レンヌ・ル・シャトーの謎』で、更にそれは『レンヌの黄金』を元にしている。 そして、その中で出てくるシオン修道会は、1979年にでっち上げだったというのを、当事者が認めているというもの。
なお、トンデモ本『レンヌ・ル・シャトーの謎』は、マイケル・ベイジェントとリチャード・リーとヘンリー・リンカーンの本。 この内のベイジェントとリーは、『死海文書の謎』という、これまたトンデモ本の著者としても有名。
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