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2005.03.22

開発のプロが教える標準Plone完全解説

Andy McKay著、株式会社クイープ訳、株式会社システムサポート監訳、『開発のプロが教える標準Plone完全解説』、アスキー、2005年を買う。

ココログのシステムやMovableTypeなどは、一種のCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)で、Webサイトの管理を簡易にしてくれる。 本書は、ZopeをベースにしたCMSであるPloneの解説書で、非常に詳しい。

Webサイトの構築は、作業としては、どんな人をターゲットにどんなコンテンツを置くかを構想し、具体的にサイトマップのようなものをつくり、ベースとなるデザインを作り、検討しなおして、各ページを作り込み、確認して、公開という感じになる。 それで、その後は、更新や応対、ある期間を経過したらリニューアルという感じだろう。

けっこう、これらの作業は、面倒だ。 特に個々のページは、できればテンプレートのようなものを使って、一括管理したい。 また、大きなサイトともなれば、複数人で協調して作業ができるように、ロール機能やワークフローのサポート、簡単な操作で自動的に適切なコンテンツが生成されるといった機能が欲しくなる。 そういう機能を持ったCMSは、個人や貧乏な組織では買えないような、ものすごい価格で販売されていたりする。 また、PHPなどを使ったフリーのCMSもあるが、ページが動的に生成され、URLに?や=や&などが入り交じったりすることが多いような印象がある。

個人的には、Webサイトの制作は、手元のパソコンやイントラネット内のサーバで動くCMSで行い、そのデータをftpやscpやrsyncやwgetなどを使って、公開用のサーバに転送したいと思っていた。 これは、せっかく動的なコンテンツが生成できるCMSの機能の一部を敢えて使わないという選択だが、CMSの重さやセキュリティを考えてのことだ。

それで、こういうときは、けっこう、PHP系のCMSでは微妙に面倒だったりする。 そんなとき、Zopeは独特ではあるが、結構、いい線いっているCMSだった。 ただ、Zopeでは、index.htmlやindex.htmではなく、index_htmlがファイル名を省略したときに読込まれるファイルになっている。 これは、Apacheなどのサーバにデータを転送して使おうとすると困ることになる。

Ploneの場合、この辺の問題は解決されており、CMSとしても使いやすくなっているし、デフォルトでWebスタンダード的にも適切らしい。 Zopeが動くようなレンタル・サーバはあんまりないと思うので、使い方は限定されるだろう。 ただし、自分の個人的なニーズにはけっこういいかもという気がしてきた。

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