« コンピュータで知る 色彩と画像表現 | トップページ | スーパーサイズ・ミー »

2005.04.14

How to Blog Safety

ちょっとハードすぎてしばらく休んでいたけれど、復活。

デジタルな世界での自由を守ることを掲げている団体EFF(Electronic Frontier Foundation)。 最近では、AppleがMacに関する3つのニュース・サイトに情報源の開示を求めた裁判にも関わっていたりする。 このEFFが公開した"How to Blog Safety(About Work or Anything Else)"を読む。

参考: ITmedia「「Blogでクビにならないために」 -- EFFが提言」

この記事は、要するに、Webで何かを公表すれば、原理的には誰にでも発見される可能性があること主張し、そのリスクに注意を呼びかけている。 言論の自由云々言ったところで、会社員が自分の会社の悪口を書いたりすれば大変だ(逆に、身元を隠して自社の擁護をしていた記者のウェブログが炎上したこともあったが)。 それで、身元が割れないようにすることや、会社で業務以外にネットを使用しないことや、あるいは読者を限定することなどについて、具体的な内容に踏み込んでアドバイスしている。

ウェブログに限らず、Web上で何かを書くということは、結局、情報を流通させたいか、人と交流したいということだろう。 前者の場合は、他者の知らないおもしろい情報を提供したいと思うだろう。 後者の場合には、自らを詳らかにして、他者からより理解されたいと思うだろう。 それには、自分の仕事や知人のことを「ひそかに」おもしろおかしく悪口まじりに秘密の情報もからめて書きまくるのが、安直な方法だったりする。 思わず、その場ではのみ込んだ言葉を、どこかで書いてみたくなったりすることもあるだろう。

だから、EFFの推奨するのは、このある意味とても「おいしい」部分をやめておけということなのではないかと思う。 たぶん、この縛りを守ろうとすると、書き続けようというインセンティブがかなり失われてしまうのではないだろうか。

そうは言っても、EFFの言っていることはとても正しいと思う。 正しいだろうけれど、実効力はどのくらいある提言なのだろうかと思うのだ。

内緒だけど、人には話してみたい。 できれば多くの人に聞かせたい。 でも、ばれてはやばい人には秘密。

結局、そんな都合のいい、ありもしない幻想を求めているわけなんじゃないかと。

もっとも、多少の制限付きの話がしたければ、ウェブログではなく、SNSという選択もあることはあるかもしれない。 しかし、そうは言っても、原理的に完全な秘密話なんてあり得ない。 また、SNSの場合は、ある程度の自己管理能力がないと破綻する可能性も・・・。 仕事中のmixiでクビにされたなんて話が、どのくらい出てくるのか、興味深いところ。

参考: 吉村智樹の原宿キッス「mixiに気をつけろ!」

|

« コンピュータで知る 色彩と画像表現 | トップページ | スーパーサイズ・ミー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11321/3726038

この記事へのトラックバック一覧です: How to Blog Safety:

« コンピュータで知る 色彩と画像表現 | トップページ | スーパーサイズ・ミー »