ななこSOS 2
吾妻ひでお著、『ななこSOS (2)』、ハヤカワコミック文庫、2005年を読む。
吾妻ひでおの作品は、ともすれば、普通の人を置いていってしまうところがあるが、『ななこSOS』は絵もストーリーも普通の人が十分楽しめるようなものになっているという意味で特徴的な作品。
お話は、超能力を持っているがドジで気弱な少女ななこと、それを使って金儲けをたくらむ天才少年四谷と、ななこに思いをよせる飯田橋という3人を中心としたドタバタのギャグ。 アニメ化もされたが、このギャグが現実にアニメにすると無理があるため、原作との類似点はそれほど多くない。
ちなみに、文庫版は全3巻。 この2巻の解説は竹本泉だった。
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