わたしはあい 01
外薗昌也著、『わたしはあい (1)』、講談社モーニングKC、2005年を読む。
これは『電波男』系のコミック。
主人公は、萌えゲーの売れっ子ゲームクリエイターで、かつては人工知能の研究者であった、イケメンの紺野マコト。 彼は、現実の女性をモデルに、脳内妄想で理想化、それをゲームのキャラクターとして創り上げる。 そうして創られたゲームは、絶大な支持を集めている。 そして、紺野は、モデルにしたリアルな女性よりも、自分が妄想で創ったキャラクターの方が上なためか、ゲーム完成後にはモデルの女性のことは頭から消去するという、ナイス・ガイでもある。
これって、もしかして、『電波男』の一つの理想形なのかも。
そんな彼が、唯一、心に残った女性が、実はアンドロイドで、そのソフトウェアの制作を依頼されるが・・・、というのが、本書のストーリー。 外薗昌也のコミックで、「萌え」な話やコミカルな表現がいろいろ出てくるという、異色作になっている。
しかし、扉の著者の言葉にも書かれているように、なぜか主人公に捨てられた女性・理子が一番萌えポイントが高かったりするんだけれど。
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