ペンギン革命 1
筑波さくら著、『ペンギン革命 (1)』、花とゆめCOMICS、2005年を読む。
これは、芸能モノのコミックで、やぶうち優の『少女少年』のように異性装系なお話。
主人公の藤丸ゆかりは、スターの才能を持った人物の背中に鳥の羽根を幻視する能力を持っている。 彼女は、父親が仕事に失敗して夜逃げしたために、働かなくてはならなくなり、タレントをやっている同級生のマネージャーになるというストーリー。
ここまでだったらよくある話。 問題は、この藤丸ゆかりも同級生でタレントの葛城涼も、所属事務所の意向により、強制的に変装させられることになり、しかもそれが異性装だということだ。
藤丸ゆかりは学校に通っているときは本来のジェンダーである女性だが、それ以外は素性を隠すため男装(小さくてかわいい)。 一方、葛城涼の方は、本来のジェンダーは男性であり、これで仕事をしているが、学校に通うときは、女装させられている(きれいな生徒会副会長)。 なにやら、結果的に、これまでのこの種のストーリーの中でもっとも極端なパターンをやっているような・・・。
マンガとしても、普通におもしろい感じ。 今後に期待。
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