ホゲゆに
中橋一朗著、『ホゲゆに』、秀和システム、2005年を買う。
本書は、UNIXまわりのあれこれを、実用度は低く、趣味度だけが異常に高く、とりとめもなく書いたもの。 たとえば、内容は、screen、viの使い方、コマンドラインから使えるメールソフトなど。 いや、考えてみれば、これらはけっこう実用的かも。
その他の内容がかなりキていて、PDP-11のエミュレータにUNIX Version 7や2BSD、Sigmarion IIにNetBSD、iPodやゲームキューブにLinux、Windows用のエミュレータQEMUにMINIXを入れてみる話など・・・。
・・・うーん。 教育的な意味はともかく、現時点では、実用上はあまり積極的な意味が見いだせない(いや、デフォルトで付いているInternet Explorerがとても重いSigmarionで、w3mが使えるのは便利かもしれない、個人的には)。
この内容に共感できる人限定の本かなと思った。
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