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2005.07.10

住宅購入学入門 いま、何を買わないか

長嶋修著、『住宅購入学入門 -- いま、何を買わないか』、講談社+α新書、2005年を読む。

職場などへのしつこいマンション経営の営業の電話などで、うんざりしていないだろうか。 明確に不要であると明言して断っても、「でもね」と反論したり、「お話だけでも」と続けたり、「今回の電話は販売が目的ではなく、情報を知っていただくことです」などと、極めて不誠実な対応をする業者が存在している。 特定商取引法の指定商品に、住宅のパーツではなく、住宅そのものが指定されて欲しいと願わずにはいられない。 そうすれば、このような行為は、経済産業省による改善指示、業務停止の行政処分または罰則の対象となる。 ちなみに、最近、悪質リフォーム業者の問題が話題を集めているが、これらは「特定商取引法」関係の本では、おなじみの悪質商法だ。

それはともかく、極めて頻繁にマンション経営の営業の電話がかかってくるのは異常だろう。 死ぬほどマンションが余りまくっていて、自分が住むために購入する人が到底見つけられないので、遂には自分で住まない人にまで売りつけようという魂胆なのでは?と思わずにはいられない。

そんなこんなな、あきれるほど嘆かわしい不動産事情にうんざりしていたところで、本書を見つけた。 本書は、住宅を購入するということが、一体どういうことなのか、何を考える必要があるのかなどをわかりやすく説明している。

住宅のように長いスパンで考える必要があるものは、これからの人口比率、金利、中古市場の実態、定期的に発生するリフォーム費用、時にはずさんな工事の実態など、いろいろと知っておくべきことがたくさんあるということが紹介されている。 特に、金利に関するトークのトリックの話は、住宅の例に限らず、非常に参考になった。 また、住宅を通じて幸せになることに重きをおいている主張は新鮮だった。

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