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2005.07.14

ネットのリテラシーと相談

ネットで、困っていることについて、質問したり、相談したりするのは、それが個人の問題の範疇におさまらない場合、なかなか難しい。

「○○について教えてください」とか、「××って、知りませんか?」とか書き込んでも、答える側からすれば、状況が不明なので、通り一遍の情報提供になりがちだ。 一方、細かい状況を書けば、答える側からすれば比較的的確な回答をしやすくなるが、問題に関わる相談者以外の関係者にも、相談している内容やアドバイスが伝わってしまう可能性があり、せっかくのアドバイスも無駄になることもある。 URLを直にリンクすれば、リンク先のログに、リンク元のURLが記録されるという知識も重要だ。

それから、相談する場所が、メールとか、特定少数の相手に限定されるような場であれば、広く回答を募ることは難しい。 不特定多数で、かつたくさんの人が見るようなところで相談すれば、広い層から回答を得られる可能性が増えるが、その分、秘匿性は極端に低くなってしまう。

また、相談の事例が蓄積されれば、いろいろな人の役にも立つが、逆に利用される可能性も増えるし、ある種の個人に関わる情報も長期に渡って公開されることになる。 全部、公開して相談するというのも一つのあり方だが、かけひきのような要素もある場合、不利に働くこともあるだろう。

このようなトレードオフを考えると、相談する場合、相談する人自身の、個人情報の管理、相談内容やアドバイスが他の当事者に伝わる可能性やその場合のリスクの見積り、公共性、有効な回答の得やすい質問方法など、ある種の用心深さというか、リテラシーが重要になってくるような気がする。

そういえば、昔、信頼できない相手と同じパソコンを使いながら、通信のセキュリティを確保するにはどうしたらいいのかという、難題を尋ねられたことを、ふと思い出した。 あと、予測していても、慮ってしまい適切にアドバイスができなかったり、伝わらなかったりする自分をふがいなく思ったり、思わなかったり・・・。

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