ジャンキー・フィクション 1
為我井徹原作、明治ていか漫画、ランニングフリー企画、『ジャンキー・フィクション (1)』、ワニブックス ガムコミックス、2005年を読む。
本書は、ふしぎな薬を使って事件を解決する「薬屋」と呼ばれる少年タクと猫のくすりの物語。 5話収録されているものの、実際にはストーリー上は2話分なので、物語はまだはじまったばかり。
お話は、かつて息子のタクを救うために、悪魔と契約して、悪魔の医学知識を入手した母・寧子。 彼女は、失踪してしまうが、今のところその理由ははっきりしない。 母の失踪の後、悪魔と契約した少年・タクは、母をさがしながらも、悪魔のつくる薬を使って、事件を解決する「薬屋」という商売をはじめたというストーリー。
今のところ、ある意味、推理の要素があまりない探偵もの、つまり人間ドラマに重点を置いた解決屋ものをやっているわけで、よくある話になっているので、今後、どれだけそこから離れられるのか楽しみ。 ちょっとひねた少年の心は、猫の少女くすりによってひらかれていくのだろうか。
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