鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集
鳥山石燕著、『鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集』、角川ソフィア文庫、2005年を読む。
本書は、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』、『今昔画図続百鬼』、『今昔百鬼拾遺』、『百器徒然袋』の4つを1冊にまとめた本。 今まで、類書に国書刊行会から出ていたハードカバーで高価なものはあったが、文庫になったのは、今回がおそらくはじめてだろう。 なお、絵は、黒一色で印刷されている。
鳥山石燕の妖怪画といえば、京極夏彦の作品で有名。 鳥山石燕は、18世紀の人で、狩野派の流れを汲んでいる。 妖怪画の題材は、古典、伝説、謡曲、独自のシャレなど。 『山海経』なども参考にしているらしく、見ると構図や描き方が似た絵もある。 味がある絵でおもしろい。
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