QEMU
QEMUをいじる。
QEMUは、CPUのエミュレータで、IntelのCPU以外にも、いろいろとエミュレートできる。 これを使って、今回、いろいろとOSを試してみようと思った。
まず、ホストのOSとして、FreeBSD 5.4を用意した。 これを、cvsupを使って、バージョン5-STABLEにアップグレードして、portsからQEMUとQEMUのアクセラレータ・モジュールをインストールしてみた。
実は、以前、ホストのOSとしてWindowsを使い、KNOPPIXをQEMUで動かしてみたことがある。 使ったマシンも低スペックだったのだが、とにかくこれは重くて参った。 普通にQEMUを使うと、速度はリアルに動かした場合の数倍程度遅くなるということだが、これはかなり気の遠くなるような世界だった。 しかし、Linux用のQEMUのアクセラレータを使用すると、速度がかなり上がり、リアルの1〜2倍程度の重さになると言われている。 それならばと、今回試してみた。
QEMUのアクセラレータをカーネルのモジュールに組み込んだ後で、KNOPPIXの3.9のISOイメージから起動してみたり、Fedora Core 4をインストールしたりしてみた。 速度は、Windows上でQEMUを使った場合に比べると、相当速い。 ちょっとしたお試しとか、スクリーンショットを取るのに使うのであれば、十分に実用的な感じだった。 意外だったのは、KNOPPIXの重さ。 ファイルサイズはもちろんKNOPPIXの方がFedora Coreよりも小さいのだが、動きは全体的にKNOPPIXの方がもっさりしていた。
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