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2005.09.11

サマータイムマシンブルース

映画「サマータイムマシンブルース」を見る。

この作品は、劇団ヨーロッパ企画の演劇を元に作られた映画。 お話は、とある町の大学のSF研究会のメンバーが、SFとは何かさえ知らず、だらだらと毎日を過ごしている。 それで、ある夏の日、ちょっとしたアクシデントで、クーラーのリモコンを壊してしまう。 次の日、部室に突然現れた謎の物体が、実はタイムマシンだとわかり、クーラーのリモコンを壊れる前の時間から取ってこようとするが・・・。 後から、過去を変えると時空が消滅してしまうという話を聞かされ、事態の収拾に奔走することになるという、ハチャメチャなストーリー。

この作品に出てくるSF研は、オタク的な要素がなくて、そういう意味で、全然、SF研に見えない。 むしろ、普段着がスタートレックのコスプレな映画館の店主が、この作品では一番SF属性が強かったりする。 また、ギャグも独特のテンションで、慣れるまでにちょっと苦労するかも。 タイム・パラドックスに関しては、ちゃんと計算されていて、作品全体を通して、美しく閉じる感じ。

なんとなく、SFファン向けではなくて、小劇場のギャグ系の演劇好きの人向けの作品だったような気がする。

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9日間で「容疑者室井慎次」「ロボッツ」「NANA」 「サマータイムマシンブルース」の4本を鑑賞。 まず「容疑者 室井慎次」(八嶋さん扮する灰島弁護士の 似顔絵を添えています) 今日、本広監督の「サマータイムマシン〜」を観たんですが やっぱ監督が本職の人は違うなという印象。 「容疑者〜」の君塚監督は、映像によって想像させる方法に こだわったと言われています。 たとえば、光と影のライティングで想像させる・・ ということらしい... [続きを読む]

受信: 2005.09.11 17:13

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