諸怪志異(四) 燕見鬼
諸星大二郎著、『諸怪志異(四) 燕見鬼』、双葉社、2005年を読む。
これは、五行先生と見鬼の阿鬼が活躍する《諸怪志異》シリーズの最新刊。 このシリーズ、最初は単発の怪異ものだったが、3巻から阿鬼が成長して燕見鬼となり、「推背図」という予言書を巡る長編ものらしき様相を呈してきた。
本書はその続編…なのだが、なんと前の巻が出て既に6年経過している。 ストーリーが既に記憶の彼方だったりする。 しかも、書き下ろし58ページが追加されているのだが、結局話は次巻へ続く…。 考えてみれば、諸星大二郎の代表作である《西遊妖猿伝》も、一応、区切りはついたものの、実際には、続く…で終わっているようなもの。 《諸怪志異》シリーズもそうなってしまうんでしょうか。
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コメント
ココログで「諸怪志異」で検索して貴BLOGにヒットしました。
当方も6年ぶりの諸星大二郎の新刊ということで前著、『諸怪志異(3) 鬼市』 から長い時間がたち、やっと、続きが読めると思ったのですが、結末まで至らず。。。。。
まったく早く続きが読みたいですね、西遊妖猿伝も同じく早くどこかで再開してコミック単行本にして貰いたいです。
投稿: HAMADA13 | 2005.10.16 05:39