性別が、ない!
新井祥著、『性別が、ない!』、ぶんか社、2005年を読む。
本書は、「本当にあった笑える話」誌などに掲載された4コマ漫画を単行本化したもの。 著者の新井祥は30才までは女性として生活していたが、あるとき半陽陰であることがわかった人。 本書では、その生活を紹介している。
読んでみると、行動原理は男性的、趣向はどことなくゲイっぽさを感じさせる。 お話もけっこう生々しくどろくさく、あくが強いので、ファンタジックなトランスものが好きな人にはおすすめできない。 独特な性別をもった人の、普通の性を描いた作品だったと思う。
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