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2005.10.12

ブルースカイ

桜庭一樹著、『ブルースカイ』、ハヤカワ文庫JA、2005年を読む。

空の色をした美しい本。 帯には「少女という概念をめぐる3つの箱庭の物語」と書かれている。

本書は、ライトノベルで活躍中の桜庭一樹の最新作。 1つ目の箱庭の舞台は中世のドイツ、2つ目の箱庭の舞台は2022年のシンガポール、3つ目のお話の舞台は2007年の鹿児島。 本作では、その3つを駆け抜けた少女・青井ソラと彼女に関わった人たちを描いている。 この3つの舞台には共通して、世界のシステムという、人々が繋がり合う何かがあり、それらとつながりを持った人たちのところに彼女は現れる。

本書はストーリーとしては、かなり微妙なお話だ。 逃れられない運命があったとして、それでもあがいてみることに、たとえそのあがく力さえなかったとしても、そこにどんな意味があるのかを、突っ走ってみたら何が見えるのかを、見てみたい人のために。

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