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2005.10.30

機動戦士ZガンダムII 恋人たち

「機動戦士ZガンダムII 恋人たち」を観る。

本作は、TV版「機動戦士Zガンダム」を、全3作の映画として、新しい解釈を入れて作り直した作品の第2作目。 以前、1作目を紹介している。

たぶん、TV版を見たことがない人をターゲットにしていない映画だとは思うが、さすがに人間ドラマをダイジェスト版でやるのは、かなり無理があるような気がした。 カミーユとフォウのラブ・ストーリーは短くて、ほとんど「ニュータイプだからわかり合えて、一瞬にして恋に落ちたのです」とか言ってくれないと説得力を感じないくらいだ。 一方、サラは大活躍で、見せ所が多かった。

事前には、声優陣の変更(特にフォウ)が問題にされていたが、新しい声優陣は違和感なく演じていたように思う。 逆に言えば、違和感がないので、元のままでもよかったのではという気もした。 ただ、1作目でも感じたが、ハヤトだけは、もうちょっと低い声の方が合っているのではないかと思った。

さて、この映画版のZガンダムは、これまでのところ、TV版との大きな違いといえば、登場人物たちの恋愛というよりは、セクシャルというか、スケベな描写が増えたことだ。 人というのはこういうものだよというのが、メッセージなのか、どうなのか。 果たして映画版に付けられた「新訳」という看板の真価は、最終作「機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛」で発揮されるのだろうか?

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