マンガでわかる小説入門
すがやみつる構成、横山えいじ作画、『マンガでわかる小説入門』、ダイヤモンド社、2005年を読む。
本書は、『ゲームセンターあらし』が有名で、最近では架空戦記作家のすがやみつるが、エンターテイメント小説の書き方を紹介した本。 マンガの方は横山えいじが担当しているという、豪華な組み合わせ。
内容は、一発、小説を書いて当てて、印税生活でウハウハを狙う失業者の青年が、編集者と運命のようにラッキーな出会いを果たし、小説の書き方を学ぶというもの。 この本では、小説というか、出版を巡る現在の状況が、非常に率直に、時には辛辣に、時には応援するように、わかりやすく紹介されていて、小説家志望でない人にとっても、非常に興味深い内容となっている。 小説の書き方に関しては、プロット、視点、語り口、推敲など、基本事項、アイデアの出し方などが説明されている。
この本自体が、エンターテイメント作品として、十分成立していて、おもしろかった。
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