ボクのセカイをまもるヒト
谷川流著、『ボクのセカイをまもるヒト』、電撃文庫、2005年を読む。
本書は、谷川流の新シリーズの1冊目。 お話は、とくに何のとりえもない高校生・朝凪巽のところに、理由はよくわからないけれど、とにかく守れと言われたと言って、幼女型のロボットとツンデレの超常鉄拳少女がおしかけてくる。 更に、剣士少女とメイド、人格崩壊系の青年と幼女の魔法使い、天使、etc.といった連中が、守ったり、殺したりを目的としてやってくる。 どうも、8つの世界が交わろうとしており、そのため戦争が勃発し、朝凪巽はその重要なポイントになっているらしいのだが・・・というストーリー。
少なくとも表面上、キャラクターもストーリーも、現在の流行に沿っており、萌えポイントは高い。 ただ、それだけではない何かが、この著者からは感じられる。 わざとわかって、こういう話を書いているような気がするのは、わたしだけだろうか。
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