Astral Project 月の光 1、2
marginal×竹谷州史著、『Astral Project 月の光 (1)、(2)』、エンターブレイン ビーム・コミックス、2006年を読む。
これは、現代的なガジェットを多数ちりばめた幽体離脱をテーマにしたコミックス。 適度なアヤシさと哲学とチープさが微妙なバランスを取っている。
お話は、姉が死に、彼女の部屋から最後に聴いていたと思われるCDを手にした少年からはじまる。 そのCDには、Sax奏者アルバート・アイラーの知られざる演奏が入っていた。 そして、曲を聴いていると、なんと幽体離脱してしまう。 幽体離脱した世界で、いろいろな幽体と出会うが、地上での生との違いに疑問を抱いたり、更に高次の世界の深みなどに近づいていく…というもの。
非常に先の展開が楽しみな作品。 どうか、この綱渡りがうまくいきますように。
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