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2006.01.15

MMORPGの「いい人たち」

MMORPGに関するエントリーのもめ事を読んで、思い出した。

ある非常にユーザ数の多いMMORPGのヘビー・ユーザに、チート(プログラムや送受信データの改変)やボット(レベル上げなどに主に使われる自動処理スクリプト)に関して、インタビューしたことがある。 ちなみに、話を聞いた相手は、チートやボットにあまり賛成ではない。 話を聞くにつれ、あまりに殺伐とした感じだったので、そうコメントすると、「(このゲームをやっている人は)みんないい人ですから(そんなことはないです)」という返答をいただいた。 チートやボットをいけないことだと思っており、それをやっているユーザも「いい人」と言われると、なんとも首を傾げざるをえなかった。

それで、最近、話を聞いた人の周辺を拝見させていただいていると、2つのパソコンを同時に使ってプレイしてレベル上げするというスタイルを堂々とブログに書いて、あーうーなケンカになっているのを見かけた。

要は、このゲームは、複数のキャラクターでプレイした方が有利になっている。 つまり、1人では倒せない相手も、複数でなら倒せる。 このため、普通は他人とパーティを作って遊ぶというスタイルになる。 また、レベルが低い方が同じ経験値でもレベルが上がりやすいし、アイテムその他も同様な傾向がある。 そこで、レベルの低いキャラクターを、パーティで支援するということが、日常的に行われている。 つまり、レベルの低いキャラクターには倒せないような敵を一緒に倒したり、倒して得られる金やアイテムを仲間が譲ってくれるわけだ。

ところが、中にはすごい人がいて、一人で同時に複数のパソコンを使い複数のキャラクターでプレイしていたわけだ。 これなら、一人でもパーティが組め、効率的にレベルアップできるというわけだ(し、ケンカになったブログでは、事実、レベルがガンガンあがるうれしさを書き綴っていた)。 ちなみに、複数のパソコンが必要なのは、1台のマシンでボットを複数動かすものがいたので、それをできないようにゲーム運営会社が1台で1クライアントに限定する処置をしたからだ。

このビミョーな行為が、認められるかどうかは、考え方の問題だ。 潔癖な人であれば、どこかそこにずるいものを感じてしまうだろう。 ゲーム運営会社原理主義者なら、別に禁じられた行為ではないから、OKというだろう。 実はみんな自分だって、所詮はレベルを上げたりアイテムを欲しいくせに何を、という人もいるかもしれない。

で、「いい人」だ。 わたしのイメージする「いい人」とは随分違うのだが、それでも仲の良いプレイともだちらしい。

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