視覚世界の謎に迫る
山口真美著、『視覚世界の謎に迫る -- 脳と視覚の実験心理学』、講談社 ブルーバックス、2005年を読む。
本書は、視覚に関する研究を紹介した本。 視覚は、目、神経、脳とその情報処理によって構成されている非常に複雑なシステムだ。 これを、主に赤ちゃんの視覚の発達を利用して、いつ頃どのような機能が完成するのかとか、それはどのような部分と関係があるのかとか、そういうことを解明していく。
とにかく、視覚は奥が深いというか、深すぎる。 それを、題材の選び方がいいのか、わかりやすく解説されていて好感を持った。
子供の発達に関して読んでいると、裁判が継続中のホームオブハートにいる子供たちについて、段ボールの話とか思い出されて、大丈夫かなあと非常に気になる。
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